■ まさいさん、地下鉄に乗る。(バンコクで)

バンコクに着いて3日目
昨日は路線バスに乗って、冷や汗タラタラだったが
きょうは地下鉄に乗ってみる。
バンコクは年中行事のように洪水があるので
地下に水が流れないよう
地下鉄の入り口はぜんぶかさ上げされている
高さはだいたい1メートルくらい
最近、大阪や東京もゲリラ豪雨くるので
地下への入り口のかさ上げは
見習った方がいいかもしれないね。

バンコクの地下鉄はMRTという
Mass Rapid Transitの略で
バンコク・メトロ社が運営している。
日本とおなじように自動販売機で乗車券を買って
自動改札をとおる。

自動販売機で普通に乗車券を買うと
切符ではなく、トークンと呼ばれる
コインのようなものがでてくる。
この、おもちゃのようなコイン
じつは中にICチップが封入されていて
自動改札の入り口でタッチするだけでよい
日本より進んでるよね。

駅のホームは本当に綺麗だ
広々してるし、ゴミも落ちていない
それに、ホームに落ちないよう自動ドア付き
待っているひとたちも落ち着いた雰囲気だよ

地下鉄の車内はこんな感じ
線路が標準軌のようで、車体の幅がひろいから
日本の地下鉄より広々感じるよ
そして、ところどころにつかまり棒がある
日本ではあまり見かけないけど
海外の地下鉄では普通に設置してある
このつかまり棒、けっこう役に立つので
日本でも導入すれば良いのに。

地下鉄をおりて、自動改札を出る時は
入る時とちがって、トークンを穴に入れる
そして、このトークンは回収され、再利用される
日本のように使い捨ての切符じゃないので
とってもエコだと思うなぁ。
日本の改札口でときどき
使い終わった切符を回収しているのを見るけど
すごい量だよ。
ところで、バンコクの地下鉄
どこかで見覚えがある光景だなぁと思って
考えてみたら、台湾の地下鉄とほとんど同じだね
そういえば、台湾の地下鉄もMRTと呼ぶし、
自動改札の形や、トークンを使っているとこも同じ
もしかしたら、台北もバンコクも
同じ会社が開発したシステムを使ってるのかも。
昨日の路線バスのときと違って
悠々と帰還したまさいでした。
■訪問日:2012年3月
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