■ ラ・バッロッタ

アラカルト専門だったここのディナー
しばらくまえにお任せコースのみになったと聞いた
■ラ・バッロッタ 大阪・日本橋
コースがずっと気になっていたので
1年半ぶりにやってきたよ

お店の高い目のカウンターにすわる
まずは上にかかってる黒板を見あげて
きょうはなにを食べようかと
相談するところからはじまるここのディナー・・・
でも、きょうはお任せコースなので
黙って座ってると最初のお料理がでてくる
・ズッパ ディ ファジョーリ
うずら豆のスープらしい
スープと名がついてるけど
豆の煮込みみたいな感じ
いきなりガーンとくる美味しさ

ワインは白のイタリアワイン
とても香りがよくて、しっかりしたお味
アンティパストはその白ワインにぴったりのお料理だよ
・ブリのクルード
パプリカのピューレを添えて
クルードは「生の」という意味なので
ブリのお刺身みたいなもの
でも、下味がつけてあるようだし、
パプリカのピューレをつけると
ほんとに美味しいイタリアンテイストになる

アンティパスト二皿目も
白ワインにぴったりの一品
・帆立貝のアッフリカータと
ブロッコリーのピューレ
もともと帆立貝は大好きだけれど
星山シェフが調理すると
こんな絶品になるんだって、ちょっと感動!
ブロッコリーのピューレも素晴らしい

お店に入った時
以前より明るくなった感じがした
照明の数は変わってないですよと
サービスの女性はおっしゃってたけど
うえを見上げると
メニューを書いた大きなふたつの黒板がなくなってる
それで、光が白っぽい壁に反射して明るいのかな

ここはなんでも美味しいが
パスタはとくに楽しみ!
本日のプリモピアットはこれ
・リングイネ
カキとチーマ ディ ラーパ
牡蛎は火を入れすぎると美味しくないが
ほんとに絶品の火入れ具合
チーマディラーパは菜の花や大根の葉に似た
イタリアのお野菜
直訳すると『カブの先端』らしい
これも牡蛎ととても相性がよいね

さっきのリングイネ
可愛らしい盛りだったので
これでは物足りないなぁと思ってたら
プリモピアット二皿目がでてきたよ
・ガルガネッリ
猪と白いいんげん豆と芽キャベツ
ガルガネッリは
ロマーニャ地方の伝統的なパスタ
表面に筋が刻んであって、
ここにソースが絡むので美味しい
けっこうモチモチしていて
ボリュームあるよ。

お店にはいって最初に
メニューを選べないのは寂しいなって
すこし思ったけれど
お任せコースだと
つぎになにが出てくるのかなっていう
また別の楽しみがあるよね
お肉用の鋭いナイフがでてきたので
おつぎは肉系の期待♪

はーい、でてきた〜
セコンドピアットはこちら
・フランス産鴨胸肉のアッロースト
スパイシーな赤ワインのソース
スパッツェレを添えて
見事な焼き具合の鴨肉
ほんとに旨い
スパッツェレは鴨肉の下に敷いてある
天かすみたいな形のパスタ
北イタリアの郷土料理らしい

とうとう最後だね
ドルチェはこれ
・パンナコッタ
可愛らしく盛りつけられた
パンナコッタ
これまたとっても美味
コースの最後を飾るのにふさわしい

エスプレッソをいただき
きょうのワインのボトルを眺めながら考える
昔のアラカルトと
きょうのコースとどっちがよかったか?
もちろん味的にはどちらも絶品なので文句ない
でも、まさいは
やっぱりアラカルトのほうが好きかな
その日の気分で
アンティパストの品数増やしたり
セコンドやめて、パスタいっぱい食べたり
あるいは
がっつりセコンドを
お魚とお肉と両方いったり
そういうオリジナルのアレンジが楽しい
それがラ・バッロッタでのディナーの
一番の楽しみだったからね
また、いつの日か
アラカルトが復活するといいな♪
■ラ・バッロッタの記事 ぜんぶ
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【訪問日】 2013年1月
【店名】 ラ・バッロッタ la Ballotta
【ジャンル】 イタリアン
【住所】 大阪市浪速区日本橋東1-1-9
【最寄駅】 日本橋、難波 徒歩10分
【電話】 06-6647-3371
【営業時間】 11:30~14:30、18:00~22:00
【定休日】 不定休(HPか電話で確認してください)
【キーワード】 ラ・バッロッタ ラバッロッタ ラバロッタ
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