■ Dac Kim / BUN CHA ハノイ

ハノイ最初のホテルにチェックイン
ウェルカムドリンクの
パッションフルーツジュースを味わってたら
満面の笑顔の受付女子が
近隣地図を持って来て
いろいろ説明してくれた
ホエンキエム湖はあるいてすぐだよ
とか
このあたりにフレンチクォーターがあるよ
とか
そのときに二つお薦めのお食事処を
教えてくれたので
初日の夜はそのひとつに行くことにした
■Dac Kim / BUN CHA
ホテルから徒歩数分のところにある
ブンチャーという麺の専門店で
けっこう有名らしい

お店に入ってひとりだと言うと
2階の若いカップルの座ってる
テーブルで相席でどうぞと言われた
ベトナムでは高級店をのぞき
基本的に相席がふつうのようだ
よろしくっていう感じで会釈すると
ふたりともにっこりとしてくれる
なんかいい感じ♪
一日歩き回って、めちゃ喉かわいてるので
まずは、ビールをお願いする。
・BIA SAIGON SPECIAL
お店の人と言葉は通じなくても
ビアは通じるので嬉しい♪
あとから伝票みると
このビールは1本2万ドン
日本円でおよそ100円

さて、席に座ったはいいがメニューがない
なにをどうオーダーしたらいいのか
さっぱりわからないので
オロオロしてると
勝手にいろいろ出てきた
どうやら、ここはブンチャーの専門店で
メニューはひとつしかないらしい
まず、山盛の野菜
そして、これまた山盛の細麺
春雨というか、そうめんというか
そんな感じ
つづいては
お皿にのった揚げ春巻きみたいなん
そして丼にはいったスープに
お肉とハンバーグみたいなん
最後に空っぽのお茶碗がでてくる

さて、いっぱい出てきたはいいがこんどは
どうやって食べたらいいのかわからない
どうしたものかと思案しつつ、
ふと目を上げると
心配そうにこちらを見てる
カップルの彼女と目があった
そだ、彼女に教えてもらおう
と、彼女を見ると
またにっこり微笑んでくれる
教えてもらうといっても
言葉がぜんぜん通じないので
ここからは身振り手振りの会話
まさい まず、麺をいれるんだよね?
彼女 うん、そうだよ
まさい つぎにスープを入れたらいいの?
彼女 ううん、まだスープいれちゃダメ
まさい じゃあ、お肉かな?
彼女 うんうん、そうだよ
だんだん、わかってきた

どうやら、お肉のうえから
スープをかけるらしい
彼女の彼氏さんも
よこからニコニコと
ふたりのやりとりを眺めてる
まさい もう、スープかけていい?
彼女 うん、いいよ
まさい 葉っぱはどうするの?
彼女 うえにのっけて食べるといいよ
ようやく食べる準備完了
いつもなら、ここで完成品の写真を撮るが
彼女がずっとこっちを見つめていたのと
まさいがえらく緊張してたので
写真を撮るのを忘れてしまった(笑)
じゃあ、いただきま〜す!
わぁ、スープがめっちゃ美味しい
まじ、絶品だ!
そして、お肉も旨いし麺も旨い
食べ始めたぼくを不安そうに見つめる彼女
うん、すごく美味しいよって、
親指たてて、OKマークだしたら
彼女もすっごく嬉しそうに笑って
グラスもって、ぼくにカンパーイってしてくれたよ♪

小さなお茶碗だから
なんどもおなじことを繰りかえす
お皿に載ってきた焼き春巻のようなのも
いっしょにいれて食べる。
麺もお肉もかなりの量があったけど
全部食べちゃった

彼女たちはぼくが食べてる途中で
バイバイして帰っちゃったけど
最後まで美味しくいただいた
気がついたら上の写真のように
店内を片付け始めてる
まだ夜の7時半なのに
けっこう早い時間に店じまいなんだ

ごちそうさまって言って
伝票もらう
お支払いは一階の出口のところらしい
ブンチャーが9万ドンでおよそ450円
ビールが2本で4万ドンでおよそ200円
合計で650円
ベトナム初日から
めちゃ美味しかったし
お腹パンパンになったし
すごく満足感のある晩ごはんだったよ

支払い終わって
お店の外にでてみたら
店頭の路上でみんなで洗い物してた
わぁ、これがベトナムの風景だなぁって
妙に感動しちゃったよ
今夜の晩ごはん
とっても美味しかったけど
それ以上に、相席のカップルさんと
素敵な時間を共有できたのが
すごく嬉しかった♪
どうもありがとうね!
■ベトナムの話 ぜんぶ
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【訪問日】 2013年6月
【店名】 BUN CHA Dac Kim
【ジャンル】 ブンチャー
【住所】 1 Hang Manh、Hoan Kiem, Ha Noi
【キーワード】 ブンチャー Bun Cha
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