■ Moronglieta Peixaria マナウス(アマゾン)

今年(2013年)の1月に
初めてブラジルを訪問したとき
1泊だけだがアマゾン地域にある
Manaus(マナウス)
という街にいく機会があった。
そのときに
ブラジル人の友人がアマゾン料理の
ランチに連れて行ってくれた

お店の名前は
■ Moronglieta Peixaria
広大なアマゾン川に面した
オープンカフェ的な雰囲気の
とても素敵なレストラン

ここではアマゾン川で採れる
いろんな種類の魚料理を
いただくことができる。
メニューにはいろんな名前の
魚が並んでいるが、ほとんどは
初めて聞く名前
どれを選べばいいのか
まったくわからないので
ブラジル友のお薦めにしたがう

まずは飲み物
・CUPUACU 4レアル 200円
クプアクというくだもののジュース
ココナッツミルクみたいな感じ

2種類の魚とともに
頼んでくれたお料理が
ずらりとならぶ
さすが南米という雰囲気の
お料理ばかり

まずこれは
アマゾン風ピラフのようなもの
お米といろんな穀類を
いっしょに炊いたもの
(炒めたものかも?)
サンパウロでは
お料理がどれも塩辛くて
苦労したが
この炒め飯は薄味

ブラジルでは
かならずといってよいほど
お料理や飲み物に
レモンがいっぱいついてくる
皮が緑色なので
ライムだと思っていたが
これはライムではなく
レモンである。
たしかに味はレモン
これをお魚やピラフに
たっぷりかけていただく

これは魚などにかける香辛料
いずれもとても特徴のある
香りや味だが辛過ぎるとか
強烈な臭いとかではない
好みに応じて使い分ける

こちらがアマゾンで採れた
お魚の一品目
・TAMBAQUI Na Chapa (Costela)
52レアル(2600円くらい)
Tambaquiが魚の名前
『タバーキ』と発音する
そのタバーキのグリル
友がいうにはアマゾンで
一番旨い魚らしい
いったいどんな味がするのかと
おそるおそるいただく
おお、めっちゃ旨い!
案ずるより喰うがやすし。
脂がのってて、めっちゃ旨かった

これがそのタバーキという魚
アマゾンの魚と言うと
奇妙な味がするのだろうと
勝手な想像をしていたが
ぜんぜんそんなことはない
どんな味か説明しにくいが
サーモンのハラスのように
非常に脂がのってて
そして美味な魚肉だった
たっぷりの野菜と
ピラフといっしょにいただくと
ほんとに美味

そして2種類目の
アマゾン産のお魚
これを薦めてくれた時
旨いから食べろ とは言わず
いちど経験しておけばいいよ
と言った。
・Fire de PIRARUCU Na Chapa
45レアル(2300円くらい)
PIRARUCUが魚の名前
ピラルクと発音する
ピラニアではない。ピラルク。
聞いたことのある名前だが
どんな魚かは知らない
それのフィレのグリル

アップで見るとこんな感じ
さっきのタバーキに比べると
脂がのっていなくて
けっこうパサパサしている
無理に知ってると比べると
ツナ(まぐろ)の焼いたのに
近い感じ
先に脂ののった
タバーキを食べたからか
とてもパサパサに感じたが
味は悪くない
けっこうイケルよ!

ランチを終えたあと
港にある魚屋さんを案内してもらった
そして、ブラジル友は
この魚を指差して言った
これがピラルクだよ
げげげっ
こんなのを喰ったのか!
カラダの表面の文様が
なんとも不思議だね
まるでなにかの呪文を
全身に描いてあるようだ
カラダが大きく、そして
ものすごく獰猛な魚だそうだ
それにしてもランチの前に
魚屋さん巡りをしなくてよかった
先にこの姿を見てたら
きっとオーダーする時に
あ、ピラルクはいらないっ!
って断ったよ

いやぁ、この日は
ブラジル友のおかげで
とっても貴重な体験ができた
アマゾンで採れる魚のなかで
いちばん旨いと薦めてくれた
・タバーキ
そして、これはぜひ
経験のために食べておけという
・ピラルク
どちらもアマゾンに来なければ
なかなか味わえないお魚
ランチの前に
魚屋さん巡りをしなかった
彼の気配りに感謝感謝(笑)
■ブラジルの話 ぜんぶ
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【訪問日】 2013年1月
【店名】 Moronglieta Peixaria
【ジャンル】 マナウス料理
【住所】
【キーワード】 ブラジル Brazil Brasil Amazon アマゾン Manaus マナウス
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