■ トゥールモンド Winter 2013

トゥールモンドとの初めての出会いは
2005年12月21日のランチ
予約ができなかったので
しばらく店頭で並んだ
その日のメニューは
・豚肉のハンバーグ
マッシュルームソース
上の写真がそのランチの主菜
とっても美味しかったのと
カウンター席でシェフの奥様と
いろいろお話したことを
昨日のことように思い出す

2013年12月某日
この日は3人でディナーに訪れた
ご一緒してくださったのは
今年の77会屋台村で
たまたま隣席になって
お友達になった
ふたりの素敵なお嬢さん

トゥールモンドのディナー
ほぼ2ヶ月ごとにメニューが変わる
12月、1月はWinterメニュー
まずはアミューズ
・河豚、仔豚 ”2種の豚”
河豚と仔豚をつかったものが
3種類供される
まず、この黒いの
あんころ餅みたいだが
表面さくっとして
なかからとろりとでてくる
河豚と仔豚のイカスミフリッター
これ以外にあと2種
いつものように
すばらしいアミューズで
トゥールモンドマジックの幕が揚る

ことしはまさいにとって
とても出会いの多い一年だった
新しい人との出会い
新しいものとの出会い
未知との出会いは
ほんとに人生を豊かにしてくれる
Entree一品目
・高麗雉 『愛媛・鬼北町のオマージュ』
左側が
雉胸肉のボイルたたき風に、
うずら卵の目玉焼きをのせたの
右側が
雉肉のムースにリースリングのジュレ
レモンのジャムとクリーム
芸術的なアントレ

この日、ご一緒いただいたお二人
ふつうならまさいとは
まったく接点のないお嬢さん
神様はなにを思って
繋いでくれたのだろうと
とても不思議に思う
Entree二品目
・アンディーヴ、トリュフ、パンデピス
『シュクレ・サレ』

今年は海外での出会いもあった
一昔前なら
数回メール交換しただけで
立ち消えになってしまう
海外での出会いも
Facebookのおかげで
立ち消えになるどころか
どんどん新しい友だちが増える

トゥールモンドのコース
とても斬新な風にみえて
すごく基本を押さえてる
フレンチは
前菜につづいてスープが基本
そのスープも
ちゃんと楽しませてくれる
・シャンピニオン、ゴボウ、リードボー
『森のスープ』
器の端に盛られたきのこの小山
そこに注がれるコンソメスープ
きのこの山を少しずつ崩しながら
ゆったりといただく

つづいてはPoisson
・アンコウ、キャベツ、
サフランのエッセンス
このころになると
おいしい食事とワインで
みんなリラックス
この日のお二人は
ややお笑い系が混じってて
ソムリエ女子も突っ込まれてる
大阪ならではの光景♪

冬になるとフレンチはジビエ
この日のお肉料理は
めっちゃ楽しみなコレ
・蝦夷鹿、冬野菜
さきほどから
赤ワインにチェンジして
万全の体勢で臨む
蝦夷鹿ももちろん旨いが
冬野菜がまた絶品
トゥールモンドでは
どこで野菜を仕入れているのかと
きいてみたら、中央卸売市場らしい
特別な農園のものではないと・・
まさに弘法筆を択ばずだね
これこそシェフの腕というもの

Dessert 一品目
・カマンベール、リンゴ
『アップルパイ』
可愛らしい
餃子型のアップルパイ
お肉料理で昂まった
気分を落ち着けてくれる

Dessert 二品目
・ホワイトチョコ、エスプレッソ
『カプチーノ』
最後の赤ワインを
エスプレッソといっしょにいただく

トゥールモンドのDessertは
いつも3品。 とても嬉しい
Dessert 3品目
・みかん、きなこ
『雪景色』
和風に見えてフレンチ
ほんとに素晴らしい

出会いはほんとうに
人生を豊かにしてくれる
8年前の
トゥールモンドとの出会い
こんなに素晴らしい
食の世界を教えてくれた
これからも未知の世界との出会いを
楽しみに毎日を過ごそう
ごちそうさまでした。
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【訪問日】 2013年12月
【店名】 トゥールモンド
【ジャンル】 フレンチ
【住所】 大阪市西区土佐堀1-4-2 西田ビル1F
【キーワード】 Tout Le Monde
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■過去のトゥールモンド
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