■ ローカルバスでCu Chiへいった

2013年12月初め
ホーチミンに数日滞在したとき
友だちのXuanさんがクチに行こうと
誘ってくれた
クチ(Cu Chi)のことはまた別に書く
この日はバイクではなく
バスで行くらしい
さっそくホテルの近くで
バスに乗ろうとしたら
停まってくれなかった
以前はどこでも乗れたが
どうやら最近ルールが変わって
バス停でしか停まらないらしい
どこがバス停なんだろうと
不審に思ってたら
↑の写真のように
道路上に書いてある
この文字がバス停らしい

来た〜!
さっき乗り損ねた
41番のバス
今度はちゃんと停まってくれた
よかったぁ♪

バスに乗り込んで
座席に座ると
車掌さんがやってくる
ベトナムにはいろんな雰囲気の
車掌さんがいるが
このバスの車掌さんは
前に立ってるピンクのパーカー
高校生くらいの女の子

ホーチミン市内のバスは
ぜんぶ5千ドン均一だと思ったら
路線によってちがうらしい
この路線は
・6000ドン
およそ30円
お金をはらうと
こんなきっぷをくれる

しばらく行くと
バスを降りて別の路線に乗り換える
ここでXuanさんの友だちの
Thomさんが合流してくれた
じつは市内までローカルバスで行き
そのあとツアーバスで
Cu Chiに行くのだと思い込んでたが、
どうやらローカルバスを乗り継いで
現地まで行くらしい。
それに気づいたとき
めっちゃ嬉しくて興奮してきた
二つ目のバスは94番
これはその94番のバスの車内
ラッシュ時を過ぎてるので
わりとのどかな感じ
このあと、途中のバス停から
もう一人、Tyuetさんが合流
合計4人になって盛り上がる

94番のバスの終点のちかく
肩からなんかいっぱいぶら下げた
物売りのおばさんが乗ってきた
失礼ながら
この物売りおばさんを見たとき
こんなん誰が買うんやろ? って思った
で、やや横目ぎみで見てたら
同行のXuanとThomが嬉しそうに
いっぱい買い始めた
正直、ちょっとびっくり(笑)

バスターミナルのようなところに
到着して、いよいよか〜と思ったら
Cu Chiトンネルに行くためには
もうひとつバスを乗り継がないといけない
こんどは79番のバスに乗る
まだ、あと30分くらいかかるらしい

これがさっき
売り子のおばさんからかったお菓子
ベトナム南部では
めちゃポピュラーなものらしい
食べてみるかと聞くので
うん、もちろん!と
よろこんでお願いした

袋の中にはライスペーパーと
ふりかけのようなものが入ってる
まず、ライスペーパーを広げる
その上にふりかけをそれに乗せる

そして春巻を巻くように
細長く巻いていく
ライスペーパーが乾燥してるので
ふりかけをこぼさずに巻くのは
けっこう難しい

巻き終わると
いっしょについてきた
小さなカップのなかの
シロップのようなのに漬けて
そしていただく

中に巻いた
ふりかけ状のものは
やや塩味のある
ほんとにお魚のふりかけみたい
そして甘くて旨い
シロップにつけるので
甘みと塩味がバランスして
とても美味しい
きっとこのあたりの子どもたちの
毎日のおやつなんだろうね
とても素敵な体験をさせてもらったよ♪

バスの車窓をみていると
都会を離れて
だんだん田舎の風景になってくる
いよいよCu Chiに近づいて
ワクワクドキドキしてきた

Cu Chi トンネルの入り口で
バスを降りる
ここで大半のお客さんが降りた
最初にバスに乗ってから
およそ2時間
いよいよCu Chiトンネル
でも、ここまでの行程が
めっちゃ楽しかったので
これだけでも満足だったよ
(つづく)
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