■ メコンデルタツアー 1

ホーチミンの2日目
メコンデルタのさわりだけでも
見ておきたかったので
めったにつかわないツアーに
参加することにした
ここはベトナムで
一番老舗で有名な旅行社
■The Sinh Tourist
いっぱんにシンカフェ(Sinh Cafe)という
名称で知られている。
偽シンカフェがあまりにも増えたので
数年前に会社名を変更したらしい

前日の夕方に
どんなツアーがあるのかを見に来て
いろいろある中からコレに決めた
■My Tho/Ben Tre oneday tour
8:35出発(8:05集合)
My Tho(ミトー)とBen Tre(ベンチェ)を
まわる日帰りツアーらしい
で、お値段はいくらかと聞くと
料金:199Kドン
およそ1,000円
えっ、たった千円?
ん〜、大丈夫かいな・・

当日朝8時ころにお店にくると
つぎつぎとバスが出発する
すごいたくさんのツアーがあるらしい
店の前ではツアー客向けに
いろんな旅行小物を売っている
なかにはハンモックを売ってる人もいる
あんなん誰が買うんやろって思ったよ

さて、
まさいの乗るバスがやってきた
千円のツアーだから
どんなボロバスかと心配してたが
そとから見る限りまとも
韓国のヒュンダイ製のバスのようだ
ベトナムはヒュンダイのバスが多い

さっそくバスに乗り込む
なかもとても綺麗だ
心配する必要など
ぜんぜんなかったよ
バスは指定席になっている
まさいの席は24番
ラッキーなことに窓側
まずは2時間ほどのバス旅行だ
となりの席は現地の中学生風の少年
言葉は通じないが持参のバナナと
お菓子を交換したりして
けっこうなかよくなった

ツアーにはツアコンが添乗する
マイクをもってしゃべってるのが
このバスの担当のツアコン
若くて男前。英語も上手
そして、けっこうジョークも飛ばす
バスが走り出すと
これから行く街のこととか
高速道路のこととか
食べ物の話とか
いっぱい話してくれる
ちなみに高速道路は
バイクは走ってはいけないので
渋滞の心配はないと言ってた(笑)

ホーチミンの街を出ると
まわりは見渡す限りの農園風景
メコンデルタのあたりは
土地も肥沃だし気候もいいので
三毛作とかやってるらしい
この時期はお米をつくってるみたいだ
田圃のまんなかに
ときどきりっぱな建物が
とつぜん現れたりする
豪農の住宅なのかもしれない

きた〜っ!
ホーチミンを出発して
およそ2時間
大きな河が現れた
そう、これが母なる河、メコン
(メコンの支流かもしれないが・・)
遠くから見ると
止まってるかのように
悠然と流れるている

河を渡ったところの
船着場のようなところで
トイレ休憩
このあと、舟に乗るらしい
トイレをすませたあと
あたりをぶらぶらしてたら
あの若くて元気なツアコンが
いなくなってしまった
そういえばいっしょにバスに
乗ってた人たちも誰もいない
ありゃりゃ、えらいこっちゃ
もしかして、おいてきぼり・・?

同じような団体がいたので
めがねをかけたツアコンらしき人に
聞いてみる
まさい あの〜
ぼくの乗る舟は・・?
めがね チケットを見せなさい
まさい は、はい。これです。
めがね あー、きみの舟はもう出たよ
まさい げげげっ!
幸いにもその団体は
おなじシンカフェのツアーだったので
つぎの舟に乗せてもらえることになった

15分ほどで
向こう岸が見えて来る
あとからわかったことだが
ここは向こう岸ではなく
中州のようなところらしい。

めがねツアコンについて
まさいも降りる
このあとどうしたらいいのかと
めがねに聞いたら
もうすぐ昼食の場所に着くから
そこで追いつくはずだと言う
それをきいてひと安心
めがねの説明を聞きながら
いっしょに進む

この人がめがねツアコン
まさいの命の恩人(謝)
ここではライスペーパーを
天日で干して作ってる
ベトナムではなんでもかんでも
ライスペーパーで巻くから
すごい消費量だと思うが
こうやって天日で干して
作ってると聞いてちょっとびっくり
いま手に持ってるのは
まだ半乾きで
完全に乾いたら
もっと透明になるらしい

ライスペーパーとかを
見ながら歩いていたら
お土産屋さんについた
お土産屋さんのなかを
キョロキョロと見回すと
向こうのほうであの男前ツアコンが
大きな声でなんか説明してる
お〜! やっと追いついた♪
(つづく)
■訪問日:2013年6月
■Key Word:Mekong Delta Tour メコンデルタ
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