■ 国境からPakseへ / ラオス国境越え その5

ラオスの入国スタンプを押してもらって
ホッと一息をついた
そして、近くにあったATMから
ラオスの通貨『KIP:キープ』を
引き出すことにも成功した
さて、いまからラオスの旅が始まる
わくわくするね〜!
国境からラオスの方面を眺めると
国境からタイの方面を眺めたときとの
ギャップにちょっと驚く
予想はしていたが、これほどとは・・
これが(経済的な)国力の差なんだろうか

てなことを考えながら
バスターミナルを探していたら
いっぱい車が停まっている広場があった
ソンテウのようなのも停まってる
ああ、きっとここがバスターミナルだな?

写真を撮ったりぼんやり眺めていたら
向こうから気の良さそうなおじさんが
やってきて、
パクセー(Pakse) ?
と聞く。
そうだ
と答えると、これに乗って行けと
1台のソンテウを指差す
まさい 値段はいくらだ?
おじさん 20k(20,000kip)だ
まさい 20kということは、えーと
と計算してみるとだいたい250円
ここから40kmほど走ることを考えると
妥当な料金だと思ったので、
オッケーと答えたら、
その大きな荷物をかしなさい
といって、
ソンテウの屋根の上に積んでくれた
でも、縛ったり網をかけたりしないで
乗っけるだけ。 ↑の写真で
屋根の上に転がってるのがまさいの荷物
大丈夫かいな???

お客さんが集まるまで15分くらい待つ
そして、ほぼ満席になって出発
ラオスの道はどんなのだろう?
でこぼこ道が続くのかなと思ってたら
とても奇麗に舗装された道路だった
初めてソンテウという乗り物に乗るが
窓がフルオープンなので風が通り抜けて
ほんとに気持ちいい!

乗客はまさい以外に
バックパッカーの欧米人が1人
あとはみんな地元の人たち
いよいよラオスの旅が始まる
すごく楽しみだ

窓がフルオープンというのは
写真を撮るのにとても都合がいい
後ろをみると1台の乗用車が
追いついてきて、そして抜かして行く
これの繰り返し
ソンテウはかなりの速度で走るが
やはり普通の車やバイクのほうが速い

ソンテウとはタイ語で「2列」を意味する
(たぶんラオ語でも同様)
座席が2列になっているからそう呼ぶ
まさいの向いがわには
おばあちゃんとお兄ちゃんがすわってる
こちらの人たちは他人どうしでも
すぐに会話を始める
そしてそのうちまさいにも話しかけてくる
もちろんラオ語(またはタイ語)なので
ぜんぜんわからないが、そのうちだんだん
言いたいことがわかってくる
どこから来たの?
日本から来たよ
おおお〜!
てな感じ。
『ジャパン』という単語はたいてい通じる
そして、ほとんどの場合喜んでくれる
わぉ、日本から来たのかぁ〜
はるばる遠くからきたねぇ!
握手をしてくれたり
お菓子をくれたりする
こうやって歓迎してもらえると
ほんとに嬉しい!

発車しておよそ1時間
大きな川にさしかかった
おお、メコン川だ
ベトナムのメコンデルタ地方で見た
メコン川とはまた風景が違うが
感動の再会だ。
メコン川さん、おひさしぶり〜♩

メコン川を越えるとほどなく終点
パクセーの街にはいってすぐに
広い道路の道ばたで停まり
向かいのお兄ちゃんが
ここが終点だよと教えてくれる
心配していた屋根のうえの荷物も
落とされずにちゃんと到着
よかったよかった(笑)

降りたところは市場の前
市場を見るとついふらふらと中に入る
タイで買ったSIMはここでは使えない
まずはラオスで使えるSIMカードを買おう
と市場の売店でさっそく買ったのだが
なぜかインターネットにつながらない
売店の女の子も専門知識ないらしく
けっきょくその時は繋がらなかった
返品しようかとも思ったがその女の子
標準SIMをミニSIMにするのに
機械でカットしたあとハサミで丁寧に
サイズ調整とかしてくれたので
いらないというのが申し訳なくて
繋がらないままもらって帰った
Unitel SIM 100バーツ(300円ほど)
ちなみに翌日になったらネットに繋がった
理由はよくわからないが
アクティベートに時間がかかったのかも

ネットに繋がらないと
いま自分がどこにいるのか
さっぱりわからない
いまから宿にいくのだが
方角も距離もぜんぜんわからないので
市場の前にいたバイタクに乗ることにする
行き先を言って値段を聞くと
20kキープ(250円)だと言う
さっき1時間のったソンテウと同じ値段だ
ちょっと高いなと思って交渉してみたが
値下げには応じてくれない。
しかたないので
その値段でお願いすることにする

ラオスのバイクタクシーは
ベトナムのと違ってサイドカー方式
これはとても気持ちいい
うしろに荷物を乗せるスペースもあるので
旅行者にはとても便利だ
最初名前の似た別の宿に行ってしまったが
携帯で仲間に確かめたりして
ちゃんと目的の宿まで連れて行ってくれた
このタイプのバイタクは初体験だったので
降りたあと記念写真を撮影
きょうはほんと長い一日だったが
いろんなことを体験できて
すごく楽しい一日だったよ
タイ〜ラオス国境 徒歩越え
ミッションコンプリート!
■訪問日:2014年8月
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