■ Mohinga (モヒンガ)の屋台 / Mandalay

マンダレーの2日目の朝
ミャンマーの朝食をなにか食べてみたいと
Lonely Planetで調べてみたら
早朝からやってる屋台を見つけた
お料理の名前は
■Mohinga モヒンガ
どういうものかわからないが
この屋台めざしてチャリで出かけた

早朝にホテルを出発して
チャリでのんびりと走る
ここは昼間は暑いが朝はかなり寒い
ミャンマー国鉄の上を越え
大きな教会の前をとおりすぎておよそ15分
記載されていた場所の交差点の角に
それらしきものを発見した
屋台と言うよりは、移動式の調理場と
簡易型の椅子とテーブルを並べた
移動式店舗のようなお店だ

こういうお店はたいていお料理は一種類だけ
覚えていた『モヒンガ』という名前をいうと
笑顔でオッケー! と返事がくる
モヒンガは5分くらいで出て来た。
さっそくスープを一口すすってみる
スープの色合いは味噌ラーメンのようだが
もちろん味噌の味はしない
ミャンマー独特の調味料で野菜を煮込んだ
煮込みスープのような味わいだ
味に深みがあり、とても旨い

最初、スプーンしかでてこなかったので
お店の女の子にお箸を頼んだ
あとで気づいたのだが、
ミャンマーの人たちはモヒンガを食べるのに
お箸は使わない。 スプーンだけで食べる。
持って来てもらったお箸で麺を持ち上げて
一口食べてみる
見た感じは伸びたそうめんのようだが
意外に食感はしっかりしている

麺やスープを味わって楽しんでいると
なかからこんなのが出て来た
一瞬、虫が入ってたのかと思って
ぞっとしたが、食べてみると野菜だ
シャキシャキした感じで、特に匂いはない

野菜は日本では見かけない
珍しい野菜がたっぷり入っている
食感もシャキシャキしているのが多い
これはねぎと玉ねぎのあいのこのようなの
やはりシャキシャキしている

スープも旨いし、野菜も旨い
食べ進むうちにミャンマーの人はなぜ
モヒンガをスプーンだけで食べるのか
だんだんとわかって来た
モヒンガは麺料理というよりは
これは野菜の煮込み料理で
具のひとつとして麺が入っている
ような気がする
美味しいものを食べて
気持ちが落ち着いて来たので
あらためて屋台を見ると三輪車だ
東南アジアではよく見るが
この小さな屋台にコンパクトに食材庫と調理台
そして火元が組み込まれている

食べ終わってぼーっと屋台を眺めていたら
お店の女の子が別の丼にまたスープを
いっぱいいれて持って来てくれた
麺は入っていないがさっきと同じくらいの量だ
どうやらミャンマーではモヒンガのスープは
おかわり自由らしい
なんか嬉しいよね!

スプーンで具を持ち上げてみると
こんな変わった野菜がいっぱい出て来る
日本では見かけない野菜が多いので、
一口目を食べるときはすこし勇気がいる
シャキシャキして歯触りがとてもよいが
ほとんどにおいはない
だからすぐに慣れていっぱい食べられる

2杯目の丼も完食した
満足な気分でお腹をさすっていると
またお店の女の子がやってきた
女の子 もういっぱい食べる?
まさい ありがとう。
でももうお腹いっぱいだよ
朝から大満足だ
食べ終わって周りのお客さんの
食べているものを眺めると
モヒンガ以外にも汁無しの麺を
食べている人がいた
あれも旨そうだ!

早朝から母娘風の女性数人でやっている
モヒンガの屋台
Lonely Planetに載っているくらいだから
長年ずっとここでやってるんだろう
とても美味しかったし
優しい笑顔で迎えてくれてとても嬉しかった
これからも毎日がんばってね
ごちそうさまでした。
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【訪問日】 2015年2月
【店名】 なし
【ジャンル】 モヒンガ
【住所】
【キーワード】モヒンガ マンダレー ミャンマー Mohinga Mandalay Myanmar
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