■ すし処 つま美
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まさいはお寿司は大好きだが
あまりお寿司屋さんには行かない
理由は
美味しいお寿司は高い
安いお寿司は不満が残る
だ。

回ってないちゃんとしたお寿司屋さんに
この前行ったのはなんと5年も前のことだ
・鮨 いしばし
ここは素晴らしかったがとても不便なところにあって
なかなか気軽に行けない

最近、旨い寿司を食べたい気分だったので
ちょっと検索してみたらここが人気らしい
■すし処 つま美
新福島の駅から徒歩5分くらいのところ
土曜日のランチに4人で行った
・特選14カンコース 2,200円(税込)
まず、突き出しに出てきたのは
・佐渡 イシモズク
シャキシャキとした歯ごたえが旨い

土曜日は並ぶということだったので
開店(11時半)の40分くらい前に行った
幸い1番乗りだったがそのあと10分もしたら
もうすごい行列になってしまっている
店内、1階はL字型のカウンター9席のみ
2階にお座敷があるらしい
カウンターの上にお皿が置いてあり
その上に乗ったガリがお寿司の登場を待っている
このガリがまた絶品なのだ

この日は食事のあと用があったので
お酒は頼まなかった
同行の二人はおすすめ地酒の冷酒を注文
まさいは羨ましそうにそれを眺める
・真鯛
いきなりひとつ目から絶品の握りが出てきた
めっちゃ旨い

ふたつ目に供されたのは
まさいのもっとも好きなネタだ
トロとかヒラメよりも好きだ
・もんごいか
竹炭塩、ゆず、レモン
これがまた素晴らしい
竹炭塩と削ったゆずの皮が振ってあり
とっても良い香りだ
人生の中で最高のイカかもしれない

素晴らしいイカを堪能して
大満足でカウンターの周りを見回していたら
こんなのを見つけた
・NO SMOKING
パチパチパチ、素晴らしい!
たいがいの寿司屋は喫煙可で
いくら寿司が上手くても
タバコの臭いで台無しになることが多い
日本全国の飲食店が全て禁煙になる日が
早くやってくることを望む

わぉ、なんだこれは?
なんとも美しい魚ではないか!
いったいこの美しい魚はなんですか?
と問うと
・はまち
です。
えっ、は・ま・ち?
うへぇ〜
はまちってこんなに美しい色合いだっけ?

よっつ目に出てきたのはこれ
これだけはまさいでも名前を当てられる
・サーモン
美しいピンクの上に乗ってる緑色は『ねぎ塩』
サーモンだけでももちろん旨いが
このねぎ塩とのコンビネーション、最高だ

まさいの横で二人が酒を旨そうに飲んでる
こんな旨いアテで飲む酒は最高だろう
羨ましいぞ!
いつつ目はこれ
・中トロ
ふだんよく見る中トロよりだいぶ赤っぽいが
口の中に入れるととろけるように消えていく

カウンターの前に飾りのように置かれている
玉子焼き
お店の名前の焼印が押されていてなんだか可愛い
一人前の寿司職人になるためには
こんな立派な玉子焼きも作らないといけない
あとで出てくるんだろうが、楽しみだ

握り寿司の写真は単調なので
たくさん見ていると飽きてくるが
これはちょっと違うし
ひとめでなんだかわかるよね
・しめ鯖
子供のころ、このすっぱいしめ鯖は
大嫌いだったけど、最近は大好物になった
めちゃ美味しいよ

次に出てきたのはこれ
見ただけではなんだかわからない
・かんぱち
漢字で間八と書くそうだ
頭を正面から見ると
目と目の間に『八』の字のような
黒い紋様があるからこんな名前になったのだと
板前さんが教えてくれた

次のひと品は
ふだんよく見るのとちょっと違う感じがする
・瀬戸内 生たこ 梅肉添え
たこというとなまでも茹でたのでも
大きな吸盤が目立つのですぐにわかるが
これはよく見ないとわからない
しかしさすが瀬戸内のたこ、味は絶品だ
コリコリ感も素晴らしいし、とても旨い
たこほど良し悪しの差がはっきりしてるものも珍しい

ここで赤だしが出てくる
お寿司はいっぷくだ
ここまでで8カン
いずれもパーフェクトなお寿司だった
このあとどんなのが出てくるのか
とても楽しみだよ

つづいて出てきたのはこれ
ひとめでわかるタコ
・ゆでたこ 海苔巻き
さっきのはなまだったが
こちらは茹でてある
そして海苔を巻いてタレを塗る
生たことは全然違う食感
全然違う味わい
不思議だねぇ

最初の方で中トロが出てきたが
今度は赤身
・インドまぐろ 赤身
ふだん赤身のまぐろは特別旨いと感じないまさいだが
これは旨かった
ネタが違うのか、ウデが違うのか
とにかく旨いのだ

さっき、焼印を押されて
カウンターの上に飾ってあったやつ
・玉子焼き
寿司屋では玉(ぎょく)と呼ぶらしい
東京の玉子焼きのように甘すぎず
だし巻きに近い味わいだ
握り寿司のひとつに数えずに
別に出てくるのが嬉しい

つづいてはまさいの大好きなひと品
・いくら ゆずの香り
いくらの軍艦くらいは自分で作っても
上等のいくらさえ使えば一流のものができるだろう
と、ずっと思っていたが大間違いだ
このいくらの軍艦巻きは一味違う
ほのかなゆずの香りが素晴らしいのだ
参りました!

これまた見るからに旨そうだ
・煮あなご炙り
あなごがすごく柔らかくてすぐ崩れるから
気をつけてくださいねと板前さんが言う

今までひとつも持ち上げ写真がなかったので
この崩れやすい煮あなごでやってみる
めっちゃ慎重に持ち上げる
いただきま〜っす!
ほんとに柔らかくて
口の中に入れるとあっという間に
崩れてなくなってしまう

そろそろ終盤に差し掛かったようだ
お野菜の軍艦巻きが出てくる
・広島菜
一見、野沢菜のようだが広島菜
さっぱりしていてとても旨い

そして最後はこれだ
・お稲荷さん
稲荷寿司のことだが
関西ではお稲荷さんと呼ぶ
庶民の味だ
ところがこれまた
いつも食べてるお稲荷さんとは次元が違う
見た目が妙齢のお嬢さんのようにお上品
そして、見た目通り素晴らしく旨いのだ!
折り詰めにしてもらって
お土産に持って帰りたいくらいだ

お稲荷さんで14カンは終了だが
ほんとの最後にこれが出てきた
・手巻き寿司 きゅうり
素晴らしかった握り寿司の
余韻を楽しみながら手巻きのきゅうりをいただく
最初に特選14カンコース 2,200円と書いたが
単純計算したら1カンあたり150円ほどだ
回ってる寿司屋と大差ない
これだけのクォリティーのお寿司を
ひとつ150円でいただけるなんて信じられない
さらにそれに前菜、玉、手巻き、お椀がつくのだ
もう、ほんとに大満足だ
いままでずっと
美味しいお寿司は高い
安いお寿司は不満が残る
と、お経のように唱えていたが
まさいの常識は覆された
これからココにあしげく通ってしまいそうだ
ほんとにほんとに旨かったし大満足だ
ごちそうさまでした
──────────
【訪問日】 2016年3月
【店名】 つま美
【ジャンル】 寿司
【住所】 大阪市福島区福島4-5-55
【最寄り駅】 JR東西線 新福島駅 徒歩5分
【キーワード】 寿司 鮨 スシ すし 江戸前
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まさいはお寿司は大好きだが
あまりお寿司屋さんには行かない
理由は
美味しいお寿司は高い
安いお寿司は不満が残る
だ。

回ってないちゃんとしたお寿司屋さんに
この前行ったのはなんと5年も前のことだ
・鮨 いしばし
ここは素晴らしかったがとても不便なところにあって
なかなか気軽に行けない

最近、旨い寿司を食べたい気分だったので
ちょっと検索してみたらここが人気らしい
■すし処 つま美
新福島の駅から徒歩5分くらいのところ
土曜日のランチに4人で行った
・特選14カンコース 2,200円(税込)
まず、突き出しに出てきたのは
・佐渡 イシモズク
シャキシャキとした歯ごたえが旨い

土曜日は並ぶということだったので
開店(11時半)の40分くらい前に行った
幸い1番乗りだったがそのあと10分もしたら
もうすごい行列になってしまっている
店内、1階はL字型のカウンター9席のみ
2階にお座敷があるらしい
カウンターの上にお皿が置いてあり
その上に乗ったガリがお寿司の登場を待っている
このガリがまた絶品なのだ

この日は食事のあと用があったので
お酒は頼まなかった
同行の二人はおすすめ地酒の冷酒を注文
まさいは羨ましそうにそれを眺める
・真鯛
いきなりひとつ目から絶品の握りが出てきた
めっちゃ旨い

ふたつ目に供されたのは
まさいのもっとも好きなネタだ
トロとかヒラメよりも好きだ
・もんごいか
竹炭塩、ゆず、レモン
これがまた素晴らしい
竹炭塩と削ったゆずの皮が振ってあり
とっても良い香りだ
人生の中で最高のイカかもしれない

素晴らしいイカを堪能して
大満足でカウンターの周りを見回していたら
こんなのを見つけた
・NO SMOKING
パチパチパチ、素晴らしい!
たいがいの寿司屋は喫煙可で
いくら寿司が上手くても
タバコの臭いで台無しになることが多い
日本全国の飲食店が全て禁煙になる日が
早くやってくることを望む

わぉ、なんだこれは?
なんとも美しい魚ではないか!
いったいこの美しい魚はなんですか?
と問うと
・はまち
です。
えっ、は・ま・ち?
うへぇ〜
はまちってこんなに美しい色合いだっけ?

よっつ目に出てきたのはこれ
これだけはまさいでも名前を当てられる
・サーモン
美しいピンクの上に乗ってる緑色は『ねぎ塩』
サーモンだけでももちろん旨いが
このねぎ塩とのコンビネーション、最高だ

まさいの横で二人が酒を旨そうに飲んでる
こんな旨いアテで飲む酒は最高だろう
羨ましいぞ!
いつつ目はこれ
・中トロ
ふだんよく見る中トロよりだいぶ赤っぽいが
口の中に入れるととろけるように消えていく

カウンターの前に飾りのように置かれている
玉子焼き
お店の名前の焼印が押されていてなんだか可愛い
一人前の寿司職人になるためには
こんな立派な玉子焼きも作らないといけない
あとで出てくるんだろうが、楽しみだ

握り寿司の写真は単調なので
たくさん見ていると飽きてくるが
これはちょっと違うし
ひとめでなんだかわかるよね
・しめ鯖
子供のころ、このすっぱいしめ鯖は
大嫌いだったけど、最近は大好物になった
めちゃ美味しいよ

次に出てきたのはこれ
見ただけではなんだかわからない
・かんぱち
漢字で間八と書くそうだ
頭を正面から見ると
目と目の間に『八』の字のような
黒い紋様があるからこんな名前になったのだと
板前さんが教えてくれた

次のひと品は
ふだんよく見るのとちょっと違う感じがする
・瀬戸内 生たこ 梅肉添え
たこというとなまでも茹でたのでも
大きな吸盤が目立つのですぐにわかるが
これはよく見ないとわからない
しかしさすが瀬戸内のたこ、味は絶品だ
コリコリ感も素晴らしいし、とても旨い
たこほど良し悪しの差がはっきりしてるものも珍しい

ここで赤だしが出てくる
お寿司はいっぷくだ
ここまでで8カン
いずれもパーフェクトなお寿司だった
このあとどんなのが出てくるのか
とても楽しみだよ

つづいて出てきたのはこれ
ひとめでわかるタコ
・ゆでたこ 海苔巻き
さっきのはなまだったが
こちらは茹でてある
そして海苔を巻いてタレを塗る
生たことは全然違う食感
全然違う味わい
不思議だねぇ

最初の方で中トロが出てきたが
今度は赤身
・インドまぐろ 赤身
ふだん赤身のまぐろは特別旨いと感じないまさいだが
これは旨かった
ネタが違うのか、ウデが違うのか
とにかく旨いのだ

さっき、焼印を押されて
カウンターの上に飾ってあったやつ
・玉子焼き
寿司屋では玉(ぎょく)と呼ぶらしい
東京の玉子焼きのように甘すぎず
だし巻きに近い味わいだ
握り寿司のひとつに数えずに
別に出てくるのが嬉しい

つづいてはまさいの大好きなひと品
・いくら ゆずの香り
いくらの軍艦くらいは自分で作っても
上等のいくらさえ使えば一流のものができるだろう
と、ずっと思っていたが大間違いだ
このいくらの軍艦巻きは一味違う
ほのかなゆずの香りが素晴らしいのだ
参りました!

これまた見るからに旨そうだ
・煮あなご炙り
あなごがすごく柔らかくてすぐ崩れるから
気をつけてくださいねと板前さんが言う

今までひとつも持ち上げ写真がなかったので
この崩れやすい煮あなごでやってみる
めっちゃ慎重に持ち上げる
いただきま〜っす!
ほんとに柔らかくて
口の中に入れるとあっという間に
崩れてなくなってしまう

そろそろ終盤に差し掛かったようだ
お野菜の軍艦巻きが出てくる
・広島菜
一見、野沢菜のようだが広島菜
さっぱりしていてとても旨い

そして最後はこれだ
・お稲荷さん
稲荷寿司のことだが
関西ではお稲荷さんと呼ぶ
庶民の味だ
ところがこれまた
いつも食べてるお稲荷さんとは次元が違う
見た目が妙齢のお嬢さんのようにお上品
そして、見た目通り素晴らしく旨いのだ!
折り詰めにしてもらって
お土産に持って帰りたいくらいだ

お稲荷さんで14カンは終了だが
ほんとの最後にこれが出てきた
・手巻き寿司 きゅうり
素晴らしかった握り寿司の
余韻を楽しみながら手巻きのきゅうりをいただく
最初に特選14カンコース 2,200円と書いたが
単純計算したら1カンあたり150円ほどだ
回ってる寿司屋と大差ない
これだけのクォリティーのお寿司を
ひとつ150円でいただけるなんて信じられない
さらにそれに前菜、玉、手巻き、お椀がつくのだ
もう、ほんとに大満足だ
いままでずっと
美味しいお寿司は高い
安いお寿司は不満が残る
と、お経のように唱えていたが
まさいの常識は覆された
これからココにあしげく通ってしまいそうだ
ほんとにほんとに旨かったし大満足だ
ごちそうさまでした

──────────
【訪問日】 2016年3月
【店名】 つま美
【ジャンル】 寿司
【住所】 大阪市福島区福島4-5-55
【最寄り駅】 JR東西線 新福島駅 徒歩5分
【キーワード】 寿司 鮨 スシ すし 江戸前
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