■ 福州世祖胡椒餅 饒河街夜市

まさいにとって台湾3大うまうまのひとつ
■福州世祖胡椒餅
フーチャオシーツー フーチャオビン
およそ9年ぶりにやって来た
大人気の胡椒餅屋さん、福州世祖本店だ
前にくらべて屋台の規模がかなりパワーアップしている

場所は『饒河(ラオへー)街夜市』のなかにある
台湾国鉄かMRTの松山駅から歩いて5分
台湾鉄路(国鉄?)でもMRTでもどちらでも
いけるが、この日は国鉄に乗って来た
国鉄だと台北駅から一駅、15分くらい
駅を出て少し歩くと
夜市の入り口らしいアーケードが
見えてくるのですぐにわかる

饒河街夜市の入り口のアーケードをすぎると
ものすごい人だかりでびっくり
その人だかりの向こう側に
福州世祖胡椒餅の屋台が見える
9年前に来た時は1列の長い行列だったが
いまは屋台の前に凝縮された行列になっている
こんなに人が並んでて
買うまでにいったい何時間かかるのか?
と思ったが、仕方ないのでおとなしく並ぶ

行列は意外に早くすすむ
しばらく進むと、若い女の子が3人で胡椒餅の
ネタを作っている場所に近づいてきた
これを見ているとぜんぜん飽きない

熟練した女の子3人が黙々と作り続ける
皮のネタを適当な大きさにちぎる
広げてのばす
餡になる肉を乗せる
葱のザルのなかに肉側を突っ込んで葱をくっつける
具を皮に押し込んで全体を丸くする
という手順だ
この一連の作業をビデオで撮ったのが↑だ
ほんとに惚れ惚れするほど上手に作る
これを見入っているあいだにも行列は
だいぶ進むのでアトラクションのようなものだ

丸めた胡椒餅のネタが
こんな風に綺麗に並べられて
窯に入るのを待つ

これが胡椒餅を焼く窯だ
円筒形になっていて下のほうに炭をいれる
胡椒餅は窯の内側に並べて貼り付けられる
さっき作られたネタを手で貼り付けるのだが
ほんとに上手に並べて貼り付ける
↑この写真は焼いている途中に
焼け具合を確認して炭を追加しているところ

これが焼きあがった状態だ
たぶん窯の中の温度を下げるために
開けっ放しにしてあるようだ

そして窯に素手を突っ込んで
ちいさな炭バサミのようなもので
ひとつづつ取り出してくる
窯の中はまだかなりの温度だと思うが
慣れてくると熱くないのかな

胡椒餅の材料を丸めるところとか
焼いている窯の中を覗き込んだりしてると
あっというまに販売してる窓口に来た
この間15分くらい。
あんなすごい行列だったが
意外とすぐに順番が回ってきた。
・福州世祖胡椒餅 ひとつ 50元
日本円でおよそ200円
551の豚まんより高い

じゃ〜ん、これが福州世祖胡椒餅
さて、買ったはいいが
屋台の周りに食べるところがない
しかたないのでしばらく夜市をうろうろして
人の流れ音少ない場所を見つけた
買ってからすこし時間がたってるが
それでもまだちゃんとつかめないくらい熱い
火傷しないように、いただきま〜す!

食べる前から分かっていたが
めっちゃ旨い
この旨さにはいつも感動する。
やっぱり台湾3大うまうまのひとつだ
間違いない

火傷するほど熱い胡椒餅には
やはり台湾ビールが必要だ
ひとくち胡椒餅食べて
ひとくち台湾ビール飲んで
ひとくち胡椒餅食べて ・・
至福のひと時だ
次の来台時にもまたくるよ
ごちそうさまでした
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おまけで書いておくが
この饒河街夜市はとても規模が大きくて
あらゆる種類の食べ物屋台が並んでいる
台北で屋台グルメを楽しみたいなら
とてもお薦めの夜市だよ
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【訪問日】 2015年6月
【店名】 福州世祖胡椒餅
フーチャオシーツー フーチャオビン
【ジャンル】胡椒餅
【住所】 台北市饒河街249号前
【最寄り駅】 台湾鉄路局/MRT 松山駅 徒歩5分
【キーワード】 夜饒河街 夜市 胡椒餅
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