■ bistro des CHENAPANS

とある土曜日の午後
本町で用があったので
ついでにランチもしてみようと
気になっていたお店に行ってみた

場所はうつぼ公園のすぐそば
阿波座駅から徒歩10分くらい
■bistro des CHENAPANS
ビストロ デ シュナパン と読む
menu AにするかBにするか
いつもすごく迷うが
きょうは黒板をひと目見て
これだっ! とすぐに決まった

まずはアミューズ
・うすいえんどうのポタージュ
爽やかで旨い
後ろにワイングラスがあるが
なんと、食後のコーヒーの代わりに
グラスワインをいただけたのだ
なんか、得した感じ

土曜日の午後
1階のカウンター席はまさいひとり
サービスの若いひとと
のんびり話をしながら食事を楽しむ

実は店頭においてあった黒板に
『豚頬肉のテリーヌ』がなかったので
ちょっとがっかりしながらお店に入ったのだが
メニュー見るとなんと
・豚頭肉のテリーヌ
なんちゅうのがあるやないかっ!
頭肉と書いてツラ肉と読むらしい
めっちゃ嬉しいわ、どんな食感なんやろ

きたーっ
なんと旨そうな色合い
そして、ナイフで切るときの『抵抗感』が
またすばらしい
いただきまーっす
うへ〜っ、最高やっ
こんな旨いテリーヌ生まれて初めてやわ
食感も最高!
あとで聞いたらこれは
沖縄の島豚の顔のあちこちの部位を
テリーヌに固めたらしい
むかし、沖縄の市場の入り口に飾ってあった
豚の顔(ほんものの)を思い出したよ

そしてメインディッシュ
これは表の黒板を眺めてたときに
これやっ!って思ったメニュー
・猪のカツレツ
イノシシのカツレツ!
なんと魅力的な響き
鳥取の猪らしい
出てきたときのビジュアルは
洋食屋さんのポークカツ

どんな味なんやろー
めっちゃ楽しみ
ひとくちかじる
うへ〜
すごく濃い味わい
臭みなし
ほんとに旨い
ぜんぜんかたくないし
ソースをたっぷりつけて
ゆっくりと楽しむ
あとで思ったが
最初の一口は岩塩で食べてみたかったなぁ
端っこの部分はちょっと硬いところもあったが
それは山を走り回ってる猪やからな
それにしても
豚のツラ肉のテリーヌといい
猪のカツレツといい
普通やないビストロやな、ここは

ほかにも普通でないところが随所にある
食後のコーヒーの代わりにグラスワイン頼める
食後のデザートの代わりにチーズ頼める
もう、酒飲みのまさいには最高のビストロやわ

食後のコーヒーのかわりにワインもらったが
追加で200円だしたらコーヒーもついてくる
簡単に言えば、グラスワインが200円ちゅうこと
なんとオトクなお店やないか
このあたりで川田シェフが出てこられて
いろいろお話ができた
ツラ肉のテリーヌのこだわりとか
なんでイノカツを作ろうと思ったか とか
それにしても大満足なmenu B
2,600円でめちゃめちゃ美味しくて
そして珍しいメニューを楽しめた
夜のメニューには
馬肉のタルタルとか
島豚のリエットとか
アカエイのカリカリ焼きとか
魅力的なメニューが目白押し
こら、すぐにでも行かなあかんわ
ごちそうさまでした

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【訪問日】 2019年3月
【店名】 ビストロ デ シュナパン bistro des CHENAPANS
【ジャンル】 ビストロ
【住所】 大阪市西区京町掘2-14-1
【キーワード】 ビストロ bistro 靭公園 うつぼ公園 阿波座
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ビストロ デ シュナパン (ビストロ / 阿波座駅、中之島駅、肥後橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0