■ Bistrot d'ANJOU

20年前くらいから
ずっと行きたいいきたいと思ってた
老舗ビストロに行ってきた

大阪ミナミの三津寺町にあるここだ
■Bistrot d'ANJOU
depuis 1972
ビストロ・ダ・アンジュと読む
1972創業ということは大阪万博の2年後
ことしでなんと47年目だ
狭い階段をとおって地下に降りる

店頭のメニューによると
とてもリーズナブルなお値段
この日は
・パリコース 1,680円
前菜・メイン・デザート
をお願いする
前菜もメインもいくつかから選べる

前菜にはいちばんビストロらしいのをえらんだ
・鶏と豚足のゼリー寄せテリーヌ
ビストロの基本のようなメニュー
楽しみだ!
グラスワインが350円なので
赤もいっしょにお願いする

いただきまーっす
これこれ
やっぱりビストロきたら、これを食べたくなる
赤ワインにテリーヌ
最高だ!

店内にも黒板があって
本日の前菜やメインが書かれている
さっきのは本日の前菜を選んだ
メインは鶏もも肉のコンフィを
頼むつもりだったが
この黒板を見たら気持ちが揺れる

あまり予想していなかったが
店内を見回して驚いた
照明の色や薄暗さ具合といい
所狭しと壁にかかっている大きな黒板といい
まさにパリのビストロの雰囲気そのままじゃないか
お店に入った瞬間に
10年ほど前に行ったここを思い出した
■ Chez L'Ami Jean
ぎゅーぎゅーに並べられたテーブル
お店の人がそのテーブルを手前に引いて
壁際の席に座らせてくれる
これも本場とおなじ
余裕たっぷりのフレンチレストランとは違う
この窮屈感、最高に楽しい

鶏もも肉のコンフィから心変わりして
メインに選んだのはこれ
・仔羊肩肉のトマト煮込み ”ナヴァラン”
ゴロンとした仔羊の肩肉といっしょに
ゴロンとした野菜が並んでる
いいねぇ

ゴロンとした仔羊肉をカットして
いただきまーっす
いやぁ〜、ほんとに旨い
赤ワインにもベストマッチ
旨いうまいと独り言をいいながら
めしゃめしゃと食べる
至幸のひとときだ

最初のオーダーのとき
デザートを決められなかったのだが
お隣の席の御婦人たちが食べていた
これに目が釘付けになってしまった
・苺とさくさくパイのミルフィーユ
ちかくでみるとさらに旨そうに見える

カットするためにパイをフォークで刺す
サクッ
ほんとに音が聞こえてくる
ちょっとしたカフェで食べると
このミルフィーユだけでも1,000円くらいしそうだよ

このお店
夜になるともっとビストロらしい雰囲気になると思う
ディナーはアラカルトでも頼めるらしい
ちょっと値は張るが
・オマール海老といろいろ鮮魚の
ブイヤベース マルセイユ風
がめっちゃ魅力的だ
きょうはおひとりさまランチだったが
次は夜に食べ友ちゃんといっしょに来て
本場のビストロの雰囲気とお料理を楽しむよ
ごちそうさまでした
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【訪問日】 2019年3月
【店名】 Bistrot d'ANJOU ビストロ・ダ・アンジュ
【住所】 大阪市中央区心斎橋筋2-6-18 心斎橋早川ビルB1F
【キーワード】ビストロ bistrot フランス 田舎
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ビストロ ダ アンジュ (フレンチ / 大阪難波駅、心斎橋駅、なんば駅(大阪メトロ))
昼総合点★★★★☆ 4.0