■ Savannakhet, Laos

このところ世界中が封鎖されてしまって
どこにも行けないので
書きかけで終わってた
昔の旅の話を書くことにする
まずは2014年の夏に初めて行った
ラオスの旅の続き
ラオスのSavannakhetという地方都市の話
Savannakhetまでの軌跡は
バンコク → 普通列車 → ウボンラチャタニ(泊)→
→ 乗合バス → 徒歩で国境越え → ソンテウ
→ パクセー(泊) → 長距離バス → ドンデット島
→ ドンコーン島 → バス乗継 → Savannakhet

Savannakhetと書いて、サワンナケートと読む
正式には「カイソーン・ポムウィハーン」と言うらしい
この日は2014年8月13日(水)
ラオス第2の都市らしいが地方都市なので
平日の昼間でも人通りは多くない
この道路は街のなかの比較的大通り

信号もちゃんとあるし
梅田の交差点のように
青になるまでの時間も表示される
まあ、大阪人のようにセカセカした人は
ひとりもおらんけど

リアカーのようなのを押す女性
この時期は雨季なのだが
まさいが行った年は雨が少なかったようで
この日までほとんど雨に合わなかった
この日もカンカン照りで女性は日傘さしてる

おそらく街で唯一の日本料理屋さん
東南アジアではいまだに日本の『おしん』が人気で
どの国に行ってもおしんという名の日本料理屋さんとか
スナックが必ずある
ラオスは敬虔な仏教国で
毎朝、いたるところでお坊さんの托鉢に出会う
今朝はかなり大勢のお坊さんが回っていたが
2〜3人で回っているのにもよく出会う
日本は基本仏教国だが
いまは托鉢僧なんてみないよね
どうして廃れてしまったのかな?

街の中を走ってる小型のソンテウ
ソンテウというのは『2列』とい意味らしい
タイの地方都市でも主たる公共機関として使われてるが
ラオスも同様にどこに行っても見かける
まさいもラオスに入国して最初に乗った乗り物は
もうちょっと大型のソンテウだ

ラオスに入ってすぐに買ったSIMの
ギガ数が残り少なくなってきたので
リフィルを買おうと思ってショップ探してたら
Siliphoneという、それらしい店があった
ちなみにパクセーで最初にかったSIMは
300円で1ギガくらい。
これで6日ほど使えた
1日50円や。 なんと安いこと!

これがリフィル
1ギガで50K Kip。だいたい600円
最初にかったSIMよりだいぶ高かった

リチャージするのにすこし手続きがいるが
手続きのやりかたは、宿の人に教えてもらった
完了するとこういうメッセージが届く
ちゃんと英語で届くので確認できて一安心
ちなみにこのときはまだ
SIMロックフリーのiPhone4を使っていた

ラオスは昔、フランスに統治されていたので
フランス式の教会がたくさんある
トップ写真の広場のむこうの方に見えてたのがこの教会
聖テレサ教会というらしい
すごく綺麗な白亜の教会だ

教会はどこでも勝手に中に入っても叱られない
この日は平日なのでだれもいない
天井も高くてとても素敵な教会だった

Savannakhetはメコン川に面している
左側の幌屋根のしたにすこし見えている
茶色部分がメコン川だ

そしてこれはイミグレーションオフィス
なんでこんなとこにイミグレがあるのかというと
ここから船でタイに出国できるのだ

中に入ってみると何人かが出国手続きをしている

メコン川の真ん中あたりに見えているのが
ラオスとタイのあいだの渡し船だ
実はまさいもこれに乗ってみたかったのだが
残念ながら地元の人しか乗せてもらえない
川向うに市場があるので
そこに買い物に行く人が多いらしい
なんかのどかな雰囲気でいいなぁ

灼熱の太陽のもとを
チャリであちこち走ったのでのどが渇いた
外見ではわかりにくいが
ここはどうやら喫茶店のようだ

店頭にこんな黒板がおいてある
Healthy Drinksと書いてあるので
ここでちょっと休憩していくことにする
Book Exchangeっていうのはよくわからないが
日本のブックオフみたいなサービスなのかな?

お店のなかにはいってホッと一息
大きな扇風機が回っていて気持ちいい
お飲み物はこれを頼んだ
・Chai Yen Lime, Ginger, Mint & Honey 15k Kip
このジュース、すごく爽やかでめっちゃ旨かった
喉が乾いていたのでほとんど一気飲み
ところでお値段は15,000Kip
これは高いのか安いのか?
ラオスの通貨はKip(キープ)
桁数が多くて大変だが、日本円に換算するには
「0」を3つとって、12倍するとだいたい日本円になる
Kipの前にあるK(キロ)は1,000倍のことだ
店頭ではたいがいkで書いてあるので
15を12倍するとよいが、12倍というのは計算めんどうなので
10倍よりちょっと高いくらいと思えばよい
だから、このジュースは150円よりちょっと高いくらい
2020年4月現在のレートでは、177円のようだ

さて、美味しいジュースでエネルギーを充填して
さらに先に進む
ラオスに入って驚いたのは
道路がきれいに舗装されていることだったが
ときどき、まだ工事中のところがある
↑は舗装道路が途中で突然終わるので
運転手が驚かないように置いてある巨大なブロックだ
クルマはともかく、バイクが高速で突っ込むと
事故を起こしちゃうからね

街はずれでこんな動物を見かけた
馬にしては角がある
山羊にしては色が茶色い
牛にしては小さすぎる
むかし漫画でみた
『八丈島のキョン』に似てるのだが・・

さらに走ると
道端でスイカを売ってるお兄さんに会った
さっきジュースを飲んだばかりだが
もう喉が乾いてきたので買って食べることにする
ちなみに右に置いてあるチャリが
宿で借りてきたレンタル自転車
1日借りて、15k Kip。170円

スイカの味は日本と同じだ
でも、完熟で採ってくるので甘くて上手い
こんだけで、5k、60円

これはラオスとタイを繋ぐ
メコン川に架けられた国境橋だ
・第2タイ=ラオス友好橋
という名前らしい
日本のODAで、三井住友建設がつくった
車道だけでなく、歩いて渡れる歩道もあるらしい
途中まで渡って見たい気もしたが
チャリで長距離きて疲れてたので諦める

国境橋を見た帰り道
さっきのスイカ売のお兄さんがお昼ご飯を食べていた
↓の女の子が焼いてくれる焼鳥だ
いい匂いをさせて、とても美味しそうだったので
まさいもちょっとだけ食べることにする
焼いてたのは鶏の砂肝だ
2本だけ買って食べてたら
スイカ売のお兄さんが
これも食べなよ
と言って、
砂肝とカオニャン(おこわ)を勧めてくれたので
ちょっとごちそうになった
カオニャンの食べ方も教えてくれたよ
ごちそうさまでした

■この日の夕食の話はこちらです(必読)。
■訪問日:2014年8月
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