■ Khao Piak Nang Noy / Savannakhetの昼ごはん Laos

Savannakhetでは2泊したが
初日、夜遅く到着し
2泊後、朝早く出発したので
昼ごはんは1回しか食べられなかった

が、その1回だけの昼ごはん
めっちゃ素晴らしいお店に行くことができた
■Khao Piak Nang Noy
まさいの愛読書のLonely Planet Laosに
掲載されていた、ラオス麺のお店だ

その記事によると
英語の看板はない
紫色のTシャツを着て忙しそうにしている
店員さんの店を探せ
ということだった

その指示通りお店を探した
けっこうあちこちチャリで走り回ったのだが
↑の隅っこに写ってる
紫のTシャツの店員さんを見つけたときは
あっ、ここやっ! って声をだしてしまった

店内はうなぎの寝床のように
間口は狭く、奥に長い
東南アジアの典型的な料理屋さんの佇まいだ
到着したのはお昼前だったからか
まだお客さんはまばらだ

さて、ここで何を頼もうかと
壁にかけられたメニューを見たが
???
アタマのうえにはてなマークが飛びまくる
が、このお店ではSavannakhetでいちばん旨い
・Khao Piak Sen
が食べられるということだったので
日本語で
カオ・ピャクセンをお願いしまーす
と頼んだ
前にも書いたが、英語の通じなさそうなところでは
下手な英語より、流暢な日本語で言う方がちゃんと通じる
オーダーを聞きに来た若い女の子
オケオケ
とニッコリ笑って、わかってくれた

オーダーがちゃんと通った(ハズ)ようなので
しばし、お店の入り口にある厨房で
忙しそうに働いている店員さんたちをぼーっと眺める
このひととき、すごく楽しい
国によって、店員さんの動きの速さとか
立居振舞がぜんぜん違う
のろのろダラダラしている国もあれば、
そんなに急がんでもええやんと思うような国もある
このときはまだお客さんが少なかったからか
わりとゆったりした感じだった

店頭をぼーっと眺めていたら
きた〜っ
これが『カオ・ピャクセン』だ
めっちゃいい香りがするよ
まずは、スープを一口いただく
うへ〜っ、こら旨いわ
鶏の出汁を煮詰めたスープらしいが
いろんな香辛料とかがはいってて
すばらしく美味しい

これは店頭に積んであった
豚バラの唐揚げみたいなん
これが旨い
おそらく茹でてから揚げたんだと思うが
適度に脂がおちてて
そして、めちゃ美味しい下味がついている

そして、この麺
まさい的には東南アジアではトップクラスの旨さだ
なにが旨いかと言うと、もちもち感だ
ベトナムのフォーにしても
台湾の牛肉麵にしてもとても旨いが
あんまりもちもち感がない
が、これはすごい
あとで知ったのだが、タピオカ粉がまざってるらしく
それがもちもちさせてるようだ
とにかく旨い

唐辛子とか醤油とか
テーブルの上にいくつか調味料があるが
この旨い鶏ベースのスープには
余計なものを入れないほうがいい
けっきょく最後までこの調味料つかわず

このひとはあとから来られて
たまたま相席になった女性だ
ラオスで英語は通じないかなと思って
ダメ元でハローと声をかけたら
めっちゃ上手な英語で
どこから来たんですか?
って聞いてきた
うへぇー、ラオスの人
日本人よりよっぽど英語上手やんってびっくり
Statistic Centerにお勤めだそうだ
このカオ・ピャクセンのこととか
いろいろ教えてくださって
とても楽しいひとときだった、ありがとう

麺もスープも完璧な旨さで
すっかり残さず、全部いただきました
あとから思うと、おかわりで
別の麺を頼んだらよかったなとちょっと後悔
いやぁ、それにしても旨かった
まさいが店に入ったときは
まだまだ空席があったが
麺を食べ終わった頃、バスで団体さんがやってきた
きっと人気の有名店なんだろうね
さて、これを読んだ人
LaosのSavannakhetなんて街に
行くことはないかもしれないけど、
もしももしも、万が一、行くことがあったら
Khao Piak Nang Noyでカオ・ピャクセンを
絶対ぜったい食べてね
ほんと、ありがとう
ごちそうさまでした

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■訪問日:2014年8月
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