■ 真夏の京 午餐会 上賀茂 秋山 【2006年8月訪問】

フレンチもイタリアンもベトナミーズもコリアンも
全部好きなんだけど、やっぱり一番は『和食』
このところ、和食ずきになってしまったぼくにとって
とても待ち遠しかったこの日
■真夏の京 上賀茂 秋山 午餐会
すっごく満足な2時間でしたよ。
京都は久しぶり♪ 地下鉄北山駅から徒歩15分ほど
その道すがらにも、とても素敵なお店がいっぱいあるんだね
大阪とはひと味ちがった風景だね♪
約束の時間よりすこし早くお店に着くと、
おかみさんが石段のところに水を打っておられました。
うんうん、暑い日には打ち水
日本人の知恵だなぁ…

お店にはいるとまずはこちらに通されて、お茶をいただきました
涼しく冷房がはいっていて、汗がす~っと引いていく…
お部屋のなかを見回すと、
こんなのとか

こんなのがあって

なんだかタイムスリップしたような感じ♪
こういう雰囲気大好きです♪
さて、きょうの午餐会には8人のかたがおいでくださいました。
いつもありがとうね♪
上賀茂 秋山のお昼のお料理は1種類のみ
3150円のミニ懐石コースです
たのしみ~♪
まず最初は『向附』

サンマ酢洗い・焼きトマト・キュウリ酢です。
暑くて食欲がないときでも、胃をキリリとしてくれる感じだね♪
つづいては『煮物』

新銀杏とエビの真丈・糸瓜
真丈(しんじょ)とは、やわらかいかまぼこのようなもので、
海老のすり身を昆布だしや卵白ですりのばして調味したもの
なんだって。 これがほどよい柔らかさでほんと美味しいんだ
糸瓜もいい感じ♪
板さん、なにやらバーナーで焼いてます。

聞くと、これはあとからでてくるお造里の
鰆(さわら)の表面を炙ってるところだって。 楽しみ♪
奥のかまどでは木を燃やして、ごはんを炊いているようです。
おくどさんで炊いたごはん楽しみ~

こちらは今日のお造里

『鱧、鰆とタコ酢』です
二人分をひとつのお皿にもりつけていただいてます。
これを自分の取り皿にもってきた盛りつけ例

左端の小さな器にはいってるのが『タコ酢』です
きょうの鱧は極上のものを使っているんですって
お席のあちこちから、『この鱧おいし~い!』って
声が挙がっていましたよ♪
もう、でてくるものが全部美味しい♪
つぎになにがでてくるのかほんとに楽しみです!
こちらは焚合

冬瓜、南瓜、順才の冷焚です。
うえに海ブドウが乗ってるのがとても可愛いね♪
さて、目の前のかまどで焚いていたごはんが
できあがったみたいですよ~
かき混ぜるとおこげが剥がれる音がペリペリって
聞こえて来るんです~ 美味しそうな音!

このごはんをかき混ぜるとき、みなさん我慢できなくなって
食事中に失礼といいながら、この土鍋の前に集合して
パシャパシャ写真をとってました。
まるで、スターの記者会見みたい~(笑)
お店のかたも、『こんなのはじめて!』と笑っておられましたよ
さて、ご飯も炊けたところで、ごはんもの。 おかずは
苦瓜と沖縄豚・鷹ヶ峯とうがらし鍋

この豚肉はまた固まりをバーナーであぶって表面を
軽くやいたあと、陶板鍋で煮込みます
そして、みごとな具合におこげができている『ごはん』
もう、感動ものですね~!

ぼくも家ではときどきお鍋でごはん焚くけど
これほど見事なおこげはなかなかできないね~
たいてい、お焦げ(笑)
もう、このごはん、美味しくて美味しくて
3回もおかわりしちゃいました♪
さいごは果子(デザート)
きょうは『黒葛もち』

黒砂糖の甘さが最高です♪
お食事がはじまって約2時間
秋山さんといろいろなお話をしながら
とっても美味しい・楽しいひとときをすごさせていただきました。
あっというまでしたね~
ご参加いただいたみなさんも、
きっとご満足していただいたんじゃないかな~
ほんと、日本のこころを感じるひとときでした。
さいごにお手洗いにいったので、そちらの写真を一枚

お手洗いのところも、とてもこのお店にマッチした雰囲気を
醸し出してましたよ~
このお店、全席禁煙です。 拍手喝采!
==========
【訪問日】 2006年8月
【店 名】 上賀茂 秋山
【ジャンル】和食
【住 所】 京都市北区上賀茂岡本町58
【最寄駅】 地下鉄 北山駅 徒歩10分
【電 話】 075-711-5136
【営業時間】12:00~14:00入店、18:00~20:00入店
【定休日】 水曜と月末の木曜
【キーワード】 ミシュラン
==========
大きな地図で見る
上賀茂秋山 (懐石・会席料理 / 北山)
★★★★☆ 4.5