■Les Bouquinistes(レ・ブキニスト) パリ

すごく久しぶりにやってきたパリ。
5~6年ぶりくらいかな…
前にきたころはまだ
『美味しいものを求めて!』ってこと
してなかったから、
いつも行き当たりばったりの
レストランしか行ってなかった
だから、今回はとっても楽しみで、
あらかじめいろいろ調べてきたよ!
ところが…
パリの一流レストランって、
8月はシェフがバカンスとるので
休みのところが多いんだよね~
‐Les Elysees はお休み
‐La Ferrandaise もお休み
‐Chez L'ami Jean もお休み
え~ん、調べてきたとこみんな休みやん
今回は実質2日間しかパリに滞在しないし
自由に動けるのは1日目の午前中と、
あとは夜2回だけ。

なので、さっそく初日にランチに
行くことにした
いろいろ調べてここに決めたよ!
■Les Bouquinistes(レ・ブキニスト)
ここは3つ星レストランのオーナーシェフ
『Guy Savoy』のセカンド店らしい。
まさいはパリのフランス料理店事情は
詳しくないが、なんとなくすごそうだね♪
メトロのSaint Michel駅から徒歩5分
セーヌ川に面したところにある
とってもいい景色!
ちょっと早くついたので30分ほど
近くを散策した

この川がかの有名なセーヌ川
向こう岸は『シテ島』という島
大阪の中之島みたいなもんだね。
そして向こう側にみえてるのは
『サント・シャペル』という聖堂だ
今年の夏、パリは猛暑だったらしいけど
いまはとても過ごしやすい気候で
大阪でいえば、空が澄みわたった
体育の日のような天気
とっても快適!
お店は12時オープンだったので、
10分ほど前にもどってきたら、
え~、なんかお店の前に行列が…

もうこんなに並んでるの?
って一瞬驚いたが、よくみたら
みんなお店で働いてる人たちらしい
開店前に全員そとにでてきて、
たばこで一服してる(笑)
日本ではこんなの見かけないけど、
なんかのどかな光景だね~
扉の真ん前にすわってる人が、
ホール担当の人だった。
もういちど、あたりを徘徊して、
12時10分ころにお店にはいった
店内にはもうすでにお年寄りの
ご夫婦がおられたよ。
■お昼のMenuは28ユーロ
2プレートで25ユーロのもある
前菜、メイン、デザート
グラスワイン、コーヒーのコース
席に着くと、まずアペルティフとして
オリーブをいっぱいもってきてくれる
これがけっこう美味しい♪

ランチなので飲み物はお水
stillかsparklingかと聞かれたので
間髪いれずsparklingと答えると、
ムッシューはニコッとしてくれた。
日本人は大半がstillと答えるんだと思う
でも、飲みなれるとsparklingのほうが
ずっと味があって美味しい。
そしてグラスワインも1杯ついてる。

前菜はスープかサラダからひとつチョイス
フレンチのスープはとっても美味しいので
スープを選ぶ
■ニンジンのクリームスープ
ムール貝とエビのポアレ入り
Creme de carottes, poelee de
moules et crevettes
これがまた予想を大きく上回る美味しさ
さすが有名レストランだなぁって、
軽く感動する!
ニンジンのスープも美味しいし、
具のムール貝とエビのポアレが
これまた旨い♪
クリームスープにこういう具が
入ってるのははじめてだょ~

フランスではランチタイムはふつう
1時頃からがお客さんが増えてくる時間帯
だから、まだお店のなかはガラガラ
店内はこんな感じ。
とても落ち着いた雰囲気だ
2人以上なら丸テーブルがいいよね~
きょうは残念ながら一人なので
角テーブル。

パンはこんな感じでだされる。
食べ放題♪
フランスのパンはもちもちしていて
ほんとに美味しいね!
たくさん食べると、ちょっと顎が
だるくなってくる・・

さて、いよいよお待ちかねの主菜
お魚と牛肉からチョイスだったが
牛肉ってなんとなく盛りつけや味が
想像できるので、魚を選んだ。
本日のお魚はこれ
■ブランダードとフサカサゴのロティ
Brandade de cabillaud aux herbes
et rascasse rotie
ブランダードってなにか知らなかったが
あとで調べると
干しダラを柔らかく戻してからほぐし
オリーブオイルとともにマヨネーズ状に
練り上げたプロバンス料理
だそうだ。
これがまた美味しい。
いままでに経験したことのない味と食感♪
いっぽう、ロティにしてあるフサカサゴは
なんと甘い味付け
ちょっとビックリしたけど、
とてもデリケートは甘さなので
食がどんどんすすむ
お一人様だったが、ひとくちひとくち
味わいながらゆっくりいただいたので、
とてもゆったりしたランチタイムだよ!

最後はデザート
これも2種類からのチョイスだったが
説明を聞いてもよくわからない
それで、果物が多そうなほうにした。
■リンゴ、黒サクランボ、サクランボの
クランブルとシャーベット
Crumble pommes griottes, sorbet
fromage blancr
リンゴ、黒サクランボ、サクランボを
細かくして混ぜて固めてある。
こういうのをクランブルっていうのかな?
フルーツの味を引き立てる、微妙な甘さが素敵だね♪
ちなみにデザートのもう一つは
‐Fondant chocolat amande amere, glace vanille

最後はエスプレッソをいただいた
欧米ではかならず飲み物に小さな
板チョコがついてくるのが嬉しいね
まさいはエスプレッソをブラックで飲む
だからチョコの甘さがエスプレッソの
苦さとマッチしてとても美味しい♪
1時間半ほどかけて
ゆっくりとランチを楽しんだ。
さすが~といえる極上のお料理、
ゆったりした空間。
そして超一流店のように、
格式張らない自由な雰囲気
とっても幸せなひとときだったよ♪
(注)ここはガイドブックに載ってるので
日本人にたくさん会います。
■フランスの話 ぜんぶ
──────────
【訪問日】 2006年8月
【店 名】 Les Bouquinistes(レ・ブキニスト)
【ジャンル】フレンチ
【住 所】 53, quai des Grands Augustins, Paris
【最寄駅】 メトロ M4 Saint Michel駅 徒歩5分
──────────
View Larger Map