■ 黒尊 高知の名店

もう、1年以上前のことだが
中共ウィルスでどこにもいけず
悶々していたころに、思い立って高知に行ってきた
一泊だけで
旨いものを食べることだけ
が目的の旅

その時のメーンエベントがココだ
■黒尊
『くろそん』と読む
何年も前から行きたいと思っていたお店だ
なんとなく大箱の居酒屋さんかと思っていたが
予想に反してカウンターだけのこじんまりした
落ち着けるお店だった

18時に予約していて、5分くらい遅れていったら
すでにほかのお客さんは勢揃いで
まさいが最後のお客さんだった
「遅くなってすみませーん」と言いながら
あわてて席につく
そして突き出しがでてくる
いきなり旨そうなのがでてきた
・なまこ
お酒は高知の地酒
・美丈夫(びじょうふ)鄙
山田錦 純米大吟醸 1合 1,000円
アテも酒も旨いがな〜

なまこをコリコリと食べていたら
どーんとでてきたコレ
・お造り盛り合わせ
おいおい、いったい何人前なんやコレ。

まずは奥にあるこれ
・鰹の塩たたき
これやがなー
藁で炙りたてなのでまだほんのり温かい
仲居さんのおばちゃんが、温かいうちに食べてねって
わざわざ教えてくれる

これを食べたくてわざわざ高知までやってきた
わさびとにんにくで食べると美味しいよと
これも教えてくれる
いただきまーっす!
うわぁ、最高やっ!

つづいて、左下に並んでるコレ
柵を自分で切っても、こんな分厚い造りにはせーへんで
鰤(ぶり)
むかしは鰤をお造りで食べるなんて
あまりなかったが、最近は人気だ

分厚いぶりに緑色のものをつけて食べる
これもめっちゃ旨い
この緑色のソースは「ぬたの酢味噌」だ
これもまた旨いがなー

そしてコレは
ひらめ
新鮮なヒラメ、高級魚だ

このあたりになると
名前を教えてもらえないとわからない
縞アジ
どれも高知で水揚げされた
新鮮なお魚ばかりだ

これだけは見ればわかる
たこ
これもうまうま

ここからは主菜だ
仲居さんのおばちゃんが
あれとこれと、あんなんとこんなんがあるけど
どれにしまひょ? って聞いてくれる
まさいは「じゃあ、アレ」って頼む
そして、10分くらいしてでてきたのがコレだ
いさきの唐揚げ
ひとりだから半身ですよって言われてたので
3枚に卸した半分がでてくるのかと思ったら
うしろ半分だった笑

カリカリに揚がってて旨そうや
いただきまーっす
熱々でもちろん旨い

お酒のおかわり
・美丈夫(びじょうふ)舞 うすにごり
純米大吟醸 生 1合 600円
注釈に「まるで和製シャンパン」と書いてある
瓶内で酵母の二次発酵により、自然の炭酸ガスを
作り続ける、活性にごり酒だ

いさきのうしろにぼーっと写ってるやつ
巨大なきゅうりの芯のぶぶんをとって
味噌ダレみたいなのがかかってる
これもまた旨い

主菜のいさきの唐揚げのあと
ほんとうなら握り寿司がでてくるのだが
さっき隣の席のカップルが食べていた
鮎が旨そうなので、追加で頼んだ
仁淀川の鮎の唐揚げ
今回は半身ではなくまるごとだ

お箸でまるごと持ち上げて
いただきまーっす
この鮎
頭のてっぺんから、しっぽの先まで
全部食べられると教えてくれた
頭からかぶりつく
旨馬や〜

鮎を追加で頼んだので
最後にでてくるはずの握り寿司は無し
ひとつくらい食べたかったが
出してもらってもきっと腹パンで食べられなかった
ぜんぶ食べ終わって思ったこと
黒尊は二人以上で来るべきやな
そしたらそれぞれが注文したものをシェアできるので
たくさんの種類を食べられる
それにしてもどれもこれも旨かった
わざわざ高知まで食べに来た甲斐があったよ
ごちそうさまでした

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【訪問日】 2021年7月
【店 名】 黒尊
【ジャンル】魚介居酒屋
【住 所】 高知県高知市本町3-4-13
【キーワード】高知 塩たたき 鮎の唐揚げ 魚介
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