■ 九分茶坊 台湾・九分

台湾の九イ分(九分)は、千と千尋のモデルになったことで有名なんだ
そういえば、この細い道に面した料理屋で、
千尋の両親が食べてブタになってしまったお料理…
あれ、台湾料理っぽかったよね~
さて、この九イ分には、あういう脂ぎったお料理を出す
お店ばかりじゃなくって、すごくセンスのよい喫茶店もあるんだ
■九イ分茶坊

あの有名なお茶、『東方美人』をいただけるお店です。
九イ分はむかし金が産出したので、
当時はゴールドラッシュですごく栄えたところなんだ。
そのころの代表的な洋館です。

これは当時、囲炉裏をはさんでお食事をした長テーブルだね
元お金持ちの邸宅なので、店内はとても落ち着いた雰囲気です♪
さて、お目当てのお茶
■頂級北埔東方美人 800元(約3000円)

えっ、いつもよりゼロがひとつおおい?
げーっ! 高い。
台湾にきて、一度も『高い』なんて思ったことなかったんだけど
さすが、超高級茶だけあって、すごい値段するねぇ(^_^;)
あとからわかったんだけど、これはお茶一袋のお値段
残ったお茶は持って帰ってのめるから、日本人価格なら
そんなに高くはないよ。
でも現地のひとにとっては高いだろうなぁ…

テーブルにはそれぞれ小さな火鉢と可愛い土瓶がおいてあって
ここでお湯を沸かしながら、お茶をいれるんだ
お茶器セットはこんな感じでたくさんの器がでてくるので
最初はむずかしそうに感じるんだけど、じつは簡単。

・あらかじめ、3つの器をお湯で温めておく
・右端の器にお茶っぱをいれて、お湯を注ぐ
・そのままにすると、お茶が出すぎるのですぐに
となりの器にうつす
・東方美人はすこし冷めたほうが味わいがあって美味しいので
さらにとなりの器にうつして冷ます。
・最後に湯飲みにいれていただく
すぐに飲み頃です♪

とっても楽しみにしていた『東方美人』
とってもすてきな味わいです。
お茶うけにはこれをいただきました。
■凍頂茶梅(凍頂茶葉漬け梅)
こちらも微妙な甘さと梅の味のコンビネーションが最高だよ!
となりの席では台湾の若い人たちが談笑してます。

中国茶はなんどもなんども入れることが出来るので
こうやって、お茶を飲みながらゆったり楽しむことができて、いいねー!

このお店にはデッキのような場所があって
そちらでもお茶をいただくことができるんだ
そこからの眺めがまたとっても素晴らしい
ここからみると、九イ分ってとっても山なんだねぇ~
のんびりと東方美人を楽しみながら小一時間
ゆったりした時間を過ごしてきました♪
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【訪問日】 2006年11月
【店 名】 九イ分茶坊
【ジャンル】茶店
【住 所】 台北縣瑞芳鎮基山街142号
【最寄駅】 基隆客運の金瓜石行きバスで九イ分か、その次のバス停
【電 話】 +886-2-2496-9056
【営業時間】不明
【定休日】 不明
【キーワード】 台湾 台北 九分
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