■天然鳥獣山菜魚料理 山女庵オフ 大阪・天下茶屋 【2005年1月21日開催】

冬はジビエが美味しい季節だよね
ジビエを大辞林で引いてみると
『狩猟の対象となり、食用とする野生の鳥獣。またはその肉』
と書いてあります。
ちょっと臭みがあったり、肉が堅かったりするときもあるので
人によっては好き嫌いがあるかも…だね。
このお店は和風ジビエの店なんだけど、
どうも『ジビエ』といってもピンとこない感じのお店なんです。
ちゃんと日本語でいったほうがしっくりくる!
『天然鳥獣山菜魚料理 山女庵(やまめあん)』 です。
お店の暖簾にもそのように書いてあります。
まさに天然なんです!
それもそのはず、このお店で供されるものは
すべてここのオヤジさんが自分で山にいって鉄砲で
撃ったモノなんだよ!

冬場の獲物はイノシシとシカ
たしかに、お店の入り口の横に、イノシシの
毛皮が丸めて置いてあったよー(^_^;)
このオヤジさん、いつも三重県の青山高原に
撃ちに行くんだって。
向こうにいけば仲間がいるので、デカイ イノシシやシカを
仕留めてもさばけるんだそうな
お店のなかは日本むかし話に出てきそうな、ヨイ雰囲気♪
板の間に据えられた、ながーい囲炉裏。
囲炉裏の中には炭が赤々といこってます
前半戦はシカづくし♪

まずは、シカのあばら骨付きのバラ肉を長時間煮込んだもの
大きな丸皿に乗ってるやつです
そして、シカ肉の刺身

シカ肉って一般に臭みが強くて、堅いものだと言われてるけど
ぜんぜん臭みもなく、まるで牛刺しのようなんだ
続いてでてきたのは、分厚いシカ・ステーキ
おおっ! て感じ

炭火の上で網焼きです。
シカのステーキなんてめったにお目にかかれないよね~
焼き具合はレアでいただきました
脂が少ないので、焼き上がったら、バターをのせていただきました
なんとも言えないお味です。 こちらは少し堅めだったかな

シカの次はイノシシ鍋なんだけど
その間に焼き野菜がいくつか…
これも網焼きです。
直径2センチくらいもある、下仁田葱
冬場しか入荷しないみたいだね

つぎに大きくて分厚いシイタケ(産地聞き忘れました)
かさの部分がうまく丸まってるのでバターを入れて焼きます
最後に『すぎ茸』
最近、話題になってる『すぎひら茸』とは別物だっていってた(^_^;)
すぎ茸は初めて食しました。

いよいよ最後は、お待ちかねのイノシシの鍋だよー
大きな鍋にイノシシ肉のほかいろいろな
お野菜がいっぱいいっぱいはいってます。
まさに日本むかし話にでてくるおじいさんとおばあさんが
雪の降る夜に囲炉裏端で二人で静かにつついてるお鍋って感じだねー♪
眺めてるだけでこころまで暖かになってくるよ~

こちらではお飲物(日本酒、焼酎、ワインほか)が
飲み放題なので、お酒と鍋でほんとに身体が暖まりました
山女庵では、冬場はオヤジさん自ら鉄砲で撃った
イノシシの鍋がオススメなんだけど、
春から夏にかけては天然ウナギの鍋やスッポン、
秋にはキノコづくしの鍋(マツタケ、ホンシメジなど
10~13種のキノコに地鶏)など、季節それぞれの
『天然鳥獣山菜魚料理』が楽しめるんだよ!
そうそう、こちらは完全予約制ですよ。
電話をすれば、その時期にどのようなものを
出してもらえるか、丁寧に教えてくれからね
場所は大阪の『天下茶屋』 ← 大阪以外のかた、読めますか?
駅から徒歩5分くらいのところです。
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【訪問日】 2005年1月21日
【店 名】 山女庵
【ジャンル】天然鳥獣山菜魚料理
【住 所】 大阪市西成区岸里1-3-10
【電 話】 06-6657-2292
【営業時間】17:00~23:00
【定休日】 日祝
【メニュー】季節のおすすめ料理
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