■ 京料理 木田 大阪・東心斎橋

いやぁ、ほんと素晴らしいの一言につきる、日本料理のお昼ごはん
つくづくこの国に生きてて良かったって思った、五月晴れの昼下がりだった!
かねてから噂に聞いていたこのお店
■京料理 木田 大阪・東心斎橋
場所は心斎橋のど真ん中。
難波からも日本橋からも心斎橋からも長堀橋からもほとんど等距離。 四つの駅の対角線の交点あたりにある。スナックとか美容院のはいる雑居ビルの6階
いただいたお料理は
■お昼の懐石料理 3500円

お店はカウンター10席と個室がひとつ
中にはいるとすでにお席には付きだしとメニューがおいてある。
このメニュー、なにやら小さい字ですっごくたくさん書いてあるよ
手前にある大盃に
自家製の梅酒をついでまずは乾杯♪
メニューをどけるとうしろから
出てきたのがこの小箱♪

これに前菜がはいってる
うえに乗っかってるのが五月らしく『ちまき寿』。中身は粽と明太子。

小箱を開けると、さっそく美味しそうなものがいっぱいはいってるよ。
・蛸のやわらか煮 ・わかめ ・大根 ・人参
・こごみゼリー寄せ ・一寸豆串打ち 等
前菜いただくだけでも、けっこう時間がかかっちゃう♪

さておつぎは『煮物碗(お雑煮)』
・餅花揚げ ・美味出汁 ・三つ葉 ・白葱 ・大根おろし ・海苔
このお出汁がまた名前通りすっごく美味!
もう、このお料理をいただいていると、もうニコニコがとまらない。、
ニコニコしながらふと顔を上げると、こんな絵が♪

おもわず、大将に声かけた、『イヨォ〜 日本一っ!』
ニコニコ顔がさらにニコニコ顔になる、のどかな絵だね!

つづいて出てきたのが『矢羽根の銀皿』にのったおしのぎ
これも端午の節句にあわせてある
・はもずし ・桜鯛のすずめ ・さば芋寿し

つぎにでてきたのがお盆にのった『造里』
おつくりは氷のうつわに入ってるよ(^_^)/
この氷のうつわ、小さいようだけど、なかにはいっぱいお魚が…
・はものあぶり ・天然の鯛 ・赤貝 ・まぐろ ・貝柱
そして、氷の器のまわりには小さな器がいくつか配されていて
・湯葉ウニ ・梅肉ぽんず ・いかの塩辛 ・じゃこおろし
きょうはランチなのでお酒のまなかったんだけど、
これだけつぎつぎと酒の肴にぴったしのものがでてくると
ほんと飲みたくなるねぇ

お造里がすんで出てきたのはこの玉手箱のような小箱
中から金銀小判がざっくざくでてくるのか?
それとも化け物がでてくるのか?

はーい、中からはこんな素敵な金銀小判がでてきたぁ~
綺麗だね~、ほんと宝物みたいだよ!
・若鮎の化粧焼き ・たけのこ土佐煮 ・車海老 その他
この八寸だけでも、いくつのお料理が入ってるのか数え切れないくらい…

玉手箱のなかから車海老さんが飛び出してた
どれもこれもホントにおいしいよ~!

きょうのごはんは、豆ごはん
塩味をつけるのに、お塩をいれるかわりに
おおきな梅干しがふたついれてある!
みるからに美味しそうな炊き具合

最後にごはんとお吸い物、そしてお漬物をいただいた
お吸い物は蛤の清汁仕立てと木の芽
おつけ物は自家製の白菜の昆布漬けに胡瓜のぬか漬け
ごはん、おかわりしていいよって言われたけど
もうお腹一杯でたべられませーん!
自家製梅酒の食前酒からはじまって、これだけのお料理
これぜんぶいただいて、3500円
ほんとにこんなお値段でいいのかと思ってしまうほど
質も量もすばらしい、お昼の懐石膳だった!

お昼の懐石膳はほかに5000円、7000円、1万円のコース
夜は6000円からおまかせコースまで
いちばんお得な3500円でもこれだけのものを
いただけるんだから、1万円コースって、すごいんだろうな!
なにかの記念日にいちど食べてみたい♪
すっごい満足感を味わえた、京料理のおひるごはんでした♪
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【訪問日】 2007年5月
【店名】 京料理 木田
【ジャンル】 和食 懐石
【住所】 大阪市中央区東心斎橋2-7-11 平和ビル6F
【最寄駅】 難波駅・日本橋駅・心斎橋駅・長堀橋駅 各徒歩10分
【電話】 06-6213-9358
【営業時間】 11:30~14:30/17:00~22:00
【定休日】 不定休(めったに休まない)
【キーワード】
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