■ 水たき 長野 福岡・博多 【2008年3月 夜】

久しぶりに博多に泊まりで行くことになったので
ジモピーになにか美味しいところつれていってほしいと
お願いしたら、
もつ鍋、焼き鳥、水たき、博多ラーメン、活魚、その他
のどれがいいかと聞かれた。
う~ん、どれも魅力だね~
じゃあ、また食べたことのない『博多風 水たき』をよろしく♪

今回連れていってもらったのはこちら
■水たき 長野 中洲川端
水たきの老舗のお店らしい。
駅からすこし遠いのでタクシーに乗せてもらった。
博多の水炊きは『水たき』と読むところと『水だき』と読むところがある。
水だきはスープが濁るほど濃いので、『だき』と濁るらしい
このお店のカンバンには『水たき』と書いてあったので
スープはそんなに濃くないのかもしれない
↑の写真はつき出しの『酢もつ』
とっても柔らかい

お座敷に入るともうすでに鍋がセットされていて
鍋のなかには鶏肉が煮込まれている
たしかに『濁る』ほど濃くはない
すでに部屋中とっても良い香りが充満している

しばらくまってると、仲居さんがやってきて
仲居 まずはスープをお飲みください。
すっごく熱いから火傷しないでね
まさい はぁ~い。 あちっ!
気をつけて飲んだつもりなのに、熱かった(^_^;)
どうやら、鶏の脂分がいっぱい溶けだしていて
100℃以上になってるみたいだ

鍋の中をよく見ると、いっぱい鶏肉が沈んでいる。
スープの次は鶏肉を食べるらしい
仲居 では、つぎに鶏肉を召し上がってください
まさい はぁ~い♪

ここの鶏は博多地鶏だそうだ
鶏ガラスープをベースにして、ポン酢っぽい味付けをした
タレにつけていただく。
うんうん、旨いウマイ!
鍋の鶏肉に舌鼓をうっていたらこんなのがでてきた。

・もも焼き 370円
もも肉の照り焼きのようなやつだが、
食感から考えて、いちど煮てから焼いてあるような感じ
ほんとはどうかわからないけど…
すごく柔らかくって美味しい。

さて、これから水たきの本番
大量のつくねを仲居さんが上手にお箸で切り分けて
お鍋のなかに放り込んでいく

↑放り込まれた状態がこれ
いま、鍋の中には、さっきの鶏肉の残りと
つくねしか入っていない。
でも、すごくよい香りがするので、見てるとよだれがでてくるよ

つくねはすぐにできる
できあがったつくねをたれにつけていただく。
このタレは『白ぽん酢』と呼ばれてるらしい
この白ぽん酢がまた絶品で、これだけでも飲めるくらい美味しい
もちろん、つくねも素晴らしい♪

ある程度つくねを食べたあと、ようやくその他の具をいれる
仲居 そろそろお野菜とかいれてもよかとかね?
まさい はいはい、よかとよかと!
野菜もたっぷりいれてくれるのだが
びっくりしたのが、糸こんにゃくの量
ものすごい量の糸こんにゃくをいれる。
そして、野菜が美味しそうになってきたころに
こんどは野菜ばっかり食べる
この食べ方って、あんまり大阪ではしないね。
1.鍋のスープを飲む
2.鍋に最初から入ってる鶏肉ばっかりたべる
3.つくねばっかり食べる
4.野菜ばっかり食べる
このあたりが、大阪の水炊きとは文化がちがうなぁって思ったよ
もう、かなりお腹いっぱいになってきたけど
やっぱり、最後にこれははずせない

・雑炊
そりゃ、こんだけたくさんの鶏肉・鶏つくねを
煮込んだ鍋でつくる雑炊が旨くないわけがない!
おなかパンパンになりながらも、
これは別腹といいながら、がんばって食べたよ。
それにしても、こういう異文化食をいただくってのは
ほんとに楽しいよね
焼酎もかなりいただいて、よい気分でホテルにかえろう♪
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【訪問日】 2008年3月
【店 名】 水たき 長野
【ジャンル】水たき
【住 所】 福岡市博多区対馬小路1-6
【最寄駅】 地下鉄 中洲川端駅 徒歩15分
【電 話】 092-281-2200
【営業時間】 12:00~22:00
【定休日】 日曜
【キーワード】 水たき 水だき 水炊き
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