■ スオメンリンナ (海上要塞) ヘルシンキ

ヘルシンキに滞在中、ちょっと空き時間ができた。
それであわててネットで調べたところ
■スオメンリンナ
というところが近くにあった。
これは世界遺産になっているということだったので
大慌てで雨の中をいってきたよ。
ここはヘルシンキの港から連絡船にのって15分くらいのところ
わけもわからずとりあえず港にいってみた。

船に乗るのでまずはチケットを買わなければいけない。
待合室の前に自動販売機があった。
しかし、チケットの種類がいっぱいあってどれを買ったらいいのかわからない。
困ったなぁと思いながら待合室の中を見ると
窓口に可愛い素敵な女の子が座ってる
まず、彼女に聞いてみよう♪

まさい スオメンリンナまで行きたいんですけど、往復でいくらですか?
女の子 3.8ユーロ(約650円)ですよ
まさい チケットは自動販売機で買えばいいんですか?
女の子 ここでも買えますよ
まさい じゃあお願いします♪
女の子 はい、どおぞ
チケットを買うことよりも、可愛い女の子と話ができて
ドキドキだった♪

次の船がでるまで20分
外は雨が降ってたので、待合室で待つ
他に見るものがないので、つい、可愛い女の子を見てしまう…
スオメンリンナというところは、港から船で15分
地図でみるとこんな位置にある。
ここはフィンランド民俗にとってとても重要な要塞
フィンランドがスウェーデン王国の一部だった1700年代に
建設がはじまった、歴史的遺産である。

さて、船が出航して、港を見るとこういう風景
真ん中にそびえ立ってるのが
・ヘルシンキ大聖堂
どこの国にいっても、大聖堂はすごく立派だね!

さて、スオメンリンナについて地図を見る
到着したのはB島の一番うえ
目指すはA島の一番した
徒歩で15分くらいらしい
雨も小降りになってきたので傘もささずに歩く

B島とA島のあいだのところにある小さな船着き場
ここは世界遺産の観光地なので
あちこちから船が到着するらしい
この船からも多くの観光客が降りてきたよ

さて、いよいよ目指していた要塞のあたりにやってきた
フィンランドはもともとスウェーデンに統治されていたが
1808年、ロシア軍の包囲にあって降伏
帝政ロシアに割譲された。

ロシア帝政時代、スオメンリンナは活況ある海軍基地の街で
文化と社交の中心であったらしい。
建築文化や多くの生活習慣がスオメンリンナから
フィンランド全土に広まった。

100年あまり続いたロシア統治は
1917年のロシア10月革命で幕を閉じ
フィンランドはロシアから独立宣言した。

この写真のような要塞がこの島のあちこちにあり
ある要塞はスウェーデンのほうを向き
ある要塞はロシアのほうを向いている
この要塞はさながらフィンランドの歴史の縮図のようだね。
■2008年6月
■キーワード: Suomenlinna スオメンリンナ
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