■ ラーメン二郎 東京・三田

日本にはラーメン屋さんがゴマンとあるが
ここはもっともインパクトの強いラーメン屋さんのひとつだ
■ラーメン二郎 東京・三田本店
噂の通り、きょうも店頭に行列が続いている
場所はJR田町駅/地下鉄三田駅から徒歩10分のほどのところで
慶応大学のすぐ近くにある。

並んでいるときにあらかじめチケットを買っておく
値段はとても安い
・ラーメン 500円
・ぶた入りラーメン 600円
・大ラーメン 550円
・ぶた入り大ラーメン 650円
量が多いとの噂を聞いていたので
大盛りはやめて、『ぶた入りラーメン』にした
常連さんたちはこれを『こぶた』と呼んでいる
(直接、お聞きしたわけではないので削除しました)
一説によると、ここのラーメンは『ラーメン』ではないらしい
『二郎』という特別な食べ物だということだ。

30分ほどならんでようやく店に入る。
店内はカウンターのみ13席
座席の見取り図はこれ
(不適切なリンクでしたので削除しました)
真ん中に立ってるおっちゃんがここの大将
こだわりのラーメンを作ってる総本山なので
怖い人なのかとおもって恐れていたけれど
とてもひとのよい、おっちゃん。
お客さんへの対応もとても丁寧。
席は基本的に空いたところにひとりずつ座っていく
だからグループできても隣どうしにはなかなかなれない。
ただし女性は特別で、だいたい2人で座れるように
取りはからってくれる。
このあたりは見ていてとても気持ちがよい
並んでいるときに買った食券は、ここでカウンタの上にだす。
これはあとでわかったことなのだが、
食券を縦に置くか、横に置くか区別がある。
食券の向きによって、大将がいま作ってるラーメンと
これから作らないと行けないラーメンの区別をする。
(真偽不明な情報ですので削除しました)
座ってしばらくすると、もひとりの若い人(サカイさんというらしい)が
にんにくは入れますか? と聞いてくる。
(間違った情報でしたので削除しました)
きょうはこのあと、人に会う予定があったので、にんにくは控える
さて

しばらくして出てきたのがこちら
かなり大きなどんぶりに山盛り
肉も切るところをみていたけど
かたまりのチャーシューをざく切り
この写真ではよくわからないけれど、ものすごい量

斜め上空から撮したものがこれ。
山盛り度もすごいけれど
どんぶりのなかの密度がすごい
スープがどこにあるのかわからないくらい・・・
スープを一口飲んでみる。
これは濃厚でかなり旨い。
つづいて、お肉を食べてみる
これもかなり旨い

そして、いよいよ、麺を食べる
独特のコシのある太麺。 自家製麺らしい。
うん、悪くない
もぐもぐもぐ
めしゃめしゃめしゃ
ずるずるずる
食べても食べても中身が減らない
かなり頑張って食べたけど
どうどう、ギブアップ
かなり残してしまった…
(以下、不適切な表現あるいは一部の読者に不快感を
与える表現を数ヶ所削除・訂正しました)
スープも旨い
お肉も旨い
麺も悪くない
しかし、総合点を考えた場合、うーんと思ってしまう。
食べ終わった(というか、だいぶ残したけど)あと
このお店がなぜこんなに人気で行列ができるのか考えてみた
ラーメンの完成度だけを考えた場合、
ぼくはもういちど行列に並ぼうとは思わない
このボリュームから考えて、再度、チャレンジしても
食べきれる自信はないので、もういちど行列に並ぼうとは思わない。

しかし、現実には毎日毎日行列ができている。
上の写真はまさいがお店をでた午後2時50分ころ
さっきより行列が長くなっている
その理由はなんだろう
なにかあるに違いない!
ここから先は想像だけど…
まず、ここは大学の真ん前
食欲旺盛な学生さんのためのお店。
だから、このボリュームはきっと人気の的だろう
二番目に、スープ、お肉、麺のそれぞれは
かなりハイレベル
これも人気のでる要因だと思う
でもそれだけで、こんな行列できるかな?
いろいろ考えて出てきた答えは
店主の山田さんの人柄
そして、お客さんに満足してもらいたいという気持ち
それがひしひしと伝わってきて、人気があるんだろうと思う。
大将とお客さんの会話を聞いていて、とても気持ちがよい
お店を始めたころはボリュームも普通だったのかもしれない。
でも、食欲旺盛な体育会系の学生さんに
満足してもらえる量を追求していったらこうなった。
お肉の分厚さや量
そして、この安さ!
すべては食欲旺盛だけれども食費に大枚ははたけないという
多くのお客さんのために追求した結果がこれなんだろうと思う。
さらに、学生さんはだいたいが野菜不足
それでは健康な生活を送れないよという
大将の思いが、野菜の量に現れているんだろう!
飲食店というのは、そのお店でだす食品を間にはさんで
店主とお客さんのコミュニケーションでなりたっている。
お客さんの欲求を完璧なまでにメニューに取り込んだ結果
こういう『二郎』というお料理のジャンルが確立されて
ラーメン二郎という独特なラーメンが確立されて
そして、多くのお客さんに愛され続けてるのだろうと思う。
これはほんとに素晴らしいことだと思う。
一見客のまさいが、あれこれ勝手な評論をしてはいけない。
ぼくも数十年前の食欲旺盛かつ貧乏な時にこのお店を知っていたら
きっと日参したに違いないと思うから。
がんばれ、ラーメン二郎♪
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【訪問日】 2008年11月
【店名】 ラーメン二郎 三田本店
【ジャンル】 二郎ラーメン
【住所】 東京都港区三田2-16-4
【最寄駅】 JR山手線田町駅、地下鉄三田駅
【電話】 ?
【営業時間】 10:00頃~15:00前後(不正確な情報なので削除しました)
【定休日】 日曜日・祝日
【キーワード】 ラーメン 二郎 慶応大学
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