■六田麩懐石ごっつお 清居(せいご) 東根市六田 【2005年5月訪問】

まるで京都の高級料亭を連想するような
すばらしい懐石料理屋さんに連れていってもらいました♪
上の絵は江戸時代に羽州街道沿いの宿場町六田を訪れる
旅人たちに供されたお料理。 お料理は
お吸い物、蕎麦、芭蕉盛り合わせ、しゃぶしゃぶ など
これの現代版をいただいたお店は
■六田麩懐石料理処 清居(せいご)

そう、このお料理はふつうの懐石料理じゃなくて
六田の名物『麩』をつかったお料理コースなんだ!
この麩は『文四郎麩』
文久年間から500年、麩を作り続けてこの六田宿を行きかう
旅人をもてなしてきたんだ
きょうはこの清居で2時半からのお昼ごはんです。
■六田ふ懐石ごっつお 3150円
もう、言葉ではいい表せないほどすばらしい
お料理のかずかずだったので、
ここはゆっくり、お料理の写真をご覧ください
まずは、食前酒に『古梅酒』をいただきました。
そして最初に登場したのは
一、先附 なま麩の白合え

これが、ふだん味噌汁やすき焼きにいれてる麩とは
思えないような食感と味付け!
つづいておおきなお盆にかわいらしく盛りつけられた
一、芭蕉盛合せ
だだ茶豆田楽と麩の豆乳コロッケ・ 麩のラフランス巻き
麩のかまぼこ・六田しぐれ・麩酢味噌和え

ひとつひとつ説明しきれないです。 ただ、旨い! だけ
そして、こちらは
一、吸い物 ふきのとうまんじゅう

一、お造り (冬場はなま麩のしゃぶしゃぶ)

一、雲片 とうふとえのき・麩のあんかけ
(あんかけ料理を雲片といいます)

一、酢の物
麩とエゴの酢のもの 東根のりんごあしらい

このあたりでちょっと休憩して
六田焼麩のお話をしましょう
この看板に六田焼麩の紹介がかいてあります。

東根は江戸時代から小麦の産地で
それを原料とする製麩業には格好の土地柄だった。
また、製麩業に欠かせない良質の水も、白水川の豊富な
清水にめぐまれ製麩業が定着し、栄えた。
文四郎麩が麩作りをはじめたのは江戸文久の頃だと
伝えられている。 いま、六代目文四郎さんです。
さて、つづいてでてくるのは
一、煮物 椎茸、筍と麩の煮物 ふきのとう添え

一、御飯 山菜と麩の炊き込みごはん
うえに乗ってるのが『ふ鰻もどき』

一、香の物 梅たくあん 自家製です

一、留椀 麩のお味噌汁

さて、ここからはデザートタイム♪
一、菓子抹茶 だだ茶豆きなこ 黒豆蜜つき

さいごはお抹茶♪

もう、ほんと満足満足
ひとつひとつの品がとても感動的だったので
それぞれを解説できません!
ぜひ、東北地方に旅行にこられるときは
山形の六田まであしをのばして、
‐六田麩懐石ごっつお
を召し上がってください!
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【訪問日】 2006年5月
【店 名】 文四郎麩 清居(せいご)
【ジャンル】六田麩懐石
【住 所】 山形県東根市大字六田2丁目2-20
【最寄駅】 JRさくらんぼ東根駅
山形から約30分
【電 話】 0120-79-0117
【営業時間】一日三回の懐石予約のみ
[一の席刻 十一時三〇分]
[二の席刻 十三時]
[三の席刻 十四時三〇分]
【定休日】 第一・第三月曜日(祝日の場合は翌日)
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文四郎麩料理処 清居 (和食(その他) / 東根)
★★★★☆ 4.5